大学のサークルの新歓、新入生が一つも行かないのはヤバイ?
春から大学生になる人たちにとって、まず一番に体験するのは『新歓の嵐』だと思います。
大学によって差はあれど、新入生を獲得するために各サークルが必死になって新歓を行います。
しかしながら中には、『新歓に行きたくないなあ』と感じる人もいるはず。
新入生が新歓イベントに一つも行かないのは、ヤバいのでしょうか?
目次
新歓に必ずしも行く必要はない
結論から言うと、必ずしも新歓イベントに行く必要はありません。
もちろん気になるサークルがあるのであれば、そこの何らかのイベントに参加することが望ましいですが、新歓そのものにこだわる必要はありません。
新歓と言っても、大人数が参加してしまうと先輩に顔を覚えてもらうのは厳しいです。
そこで友達ができたとしても、大半がその場限りのお付き合い。
しかも、興味のない新歓サークルにタダ飯だけのために参加して、後から入部を断るのが面倒くさくなった・・・という悩みもよく聞きます。
ですので、新入生だからと言って必ずしも新歓イベントに参加しなければならない、ということはありません。
新歓イベントのメリットもある
しかしながら、例え『新歓イベントに一つも参加しない』という選択をするにしても、今一度新歓のメリットについて考えてみてください。
そういったイベントに行く利点はいくつかあって、
- タダ飯が食べられる
- 楽な授業などの情報を教えてくれる
- ややこしい履修登録を助けてくれる
- 授業の単位取得のコツを教えてくれる
- 『大学生感』を手っ取り早く楽しめる
これらに興味がないのであれば、本当に新歓イベントに行く必要はないと思います(笑)
中には連日いろいろなイベントに参加する学生も多いですが、そういうノリが苦手な人は、特に気にする必要はありません。
サークルには入ったほうが良い
新歓には行く必要はありませんが、今でなくとも良いのでサークルには入るべきです。
新歓のガヤガヤ感が面倒くさいのであれば、それが落ち着いた頃でも構いません。
サークルに入っていないと本当に友達の輪が広がりませんし、大学生活が全く違うものになります。
例えば文化祭も、サークルのためのイベントと言っても過言ではありません。
何もサークルに入っていない人にとっては、無関係なイベントになってしまいます。
最初はそれで良かったとしても、2回生、3回生になった時に『自分の大学生活ってなんなんだろう』と虚無感に襲われる可能性もあります。
2回生、3回生から入部できるサークルも多いですし、秋頃にもう一度新歓を行うところもあるので、春の新歓が落ち着いてから、一度検討してみてください。
新歓に行きたくない理由は?
そもそも、『新歓に行きたくない』と思うのはどうしてでしょうか。
これまで私が出会ってきた『新歓に行きたくない』と考える人の理由について、そしてその解決策について考えてみたいと思います。
新歓コンパのノリについていけない
各サークルの新歓イベントで最も多いのは、『居酒屋での新歓コンパ』『お花見イベント』などです。
しかしながら、初対面の先輩相手に何を話してよいか分からない、そもそも新歓コンパのノリが怖い・・・という方も多いのではないでしょうか。
しかしながら、『怖さを感じるサークルの新歓には行かなくて良い』と私は思っています。
なんの理由もなく怯えるのは良くないですが、例えば
- 新歓ビラを配る様子が怖かった(体育会系のサークルにありがちですね)
- 飲み会が激しいという噂を聞いた
こういったケースであれば、無理をして新歓イベントに参加する必要はないと思います。
無理して行ったところで疲れるだけですし、おそらくそのサークルに入ることはないでしょう。
しかしながらこちらの記事にも書いたのですが、全ての新歓イベントがそういうノリなわけではありません。
派手なサークルは目立ちますし、『新歓=怖い』という印象を植えるつける要因にもなります。(これを嫌がっている学生も実は多いんですよね)
だからこそ、『これなら参加できそうかも』と思うサークルを見つけ出し、一度で良いので活動の様子を覗いてみてください。
新歓イベントに参加することが、そのサークルに入る必須条件ではないので、特に問題はありません。
興味のあるサークルがない
中には『興味のあるサークルがない』という方もいると思います。
もちろん、『興味はないけど新しいことに挑戦する』という手段もありますが、その勇気があるならこの記事にもたどり着いていないのではないでしょうか(笑)
実際には多くのサークルでは初心者を受け入れており、未経験から始めた人が30%~80%というケースも多いのですが、やっぱり『自分が興味があるサークル』に入りたいですよね。
そういう場合は、
- 他大学のサークルに入る
- 自分でサークルを作る
この2つしか方法はないと思います。
他大学のサークル情報を探すのは大変かもしれませんが、もし自分が興味のある分野が決まっているのであれば、インターネット等を使って調べることができると思います。
最近ではTwitterで新歓をしている団体も多いので、是非活用してみてください。
自分が通えそうな範囲にある大学の新歓情報を集め、気になるところがあれば、他大学生でも入部可能かの確認をしてみましょう。
他大学を受け入れているインカレサークルは、案外多いものですよ。
次に、『自分でサークルを作る』というもの。
自分でサークルを作るなんて不可能、と思っている方も多いと思いますが、実はそんなことはありません。
もちろん、いわゆる『大学公認サークルを作る』のであれば無理があるでしょう。
しかしながら、サークルの本来の目的は『同じ趣味の人が集まって活動すること』であるはずです。
人さえ集まれば、部室がなくても何の問題もないわけです。(大学によっては、非公認団体でも自由に講義室(教室)を借りられるケースもあるようです)
具体的には、Twitter等でアカウントを作り、同じ趣味の人をフォローしたり、ビラを配ったりするだけです。
最初は数人程度しか集まらないかもしれませんが、マイナーなジャンルほど、同じ趣味を持つ人は喜んで参加してくれるかもしれません。
(実際に私も、特定のミュージシャンの同好会を一人で立ち上げましたが、無事人数が集まりサークルとして活動することができていました)
なんとなく面倒くさい
案外、この理由が一番多いかもしれませんね。
もちろん、ガヤガヤとした新歓ムードの中、無理やりそれに参加する必要はないと思います。(実際私も面倒くさかったです(笑))
ただ、先ほどもお話しした通り、いずれ何らかのサークルには所属することをおすすめします。
その時のために、『入部条件が新入生限定となっているサークル』だけはチェックしておきましょう。
もし後から入りたくなっても、受け入れてもらえないケースもあります。
それさえチェックしておけば、無理に新歓イベントに参加しなくても良いと思います。
いかがでしょうか?
春は新歓でガヤガヤとしますが、どう過ごすかはあなたの自由です。
是非、楽しい大学生活をスタートさせてくださいね。
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