八つ当たりする人の心理や特徴、対処法!八つ当たりされやすい原因

学校や職場で、『何かあればすぐに周りに八つ当たりする人』に困っている人は多いのではないでしょうか?

たった一人がその場の空気を壊してしまい、一緒に居づらくなったり、仕事をする上でも支障が出ることもあるかもしれません。

しかしながら、八つ当たりする人はどういった心理からそのような行動を取るのでしょうか?

さらには、そういった困った人への対処法や、八つ当たりされやすい性格はあるのでしょうか。

今回は、『八つ当たり』について考察してみたいと思います。

八つ当たりする人の心理とは?

まずは、何かあるとすぐに八つ当たりする人の特徴や心理について考えてみたいと思います。

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機嫌が悪いことを周りに知らせたい

八つ当たりする人は、そもそも何故周りに当たり散らすのでしょうか。

何か困ったり怒ったりする原因があるのであれば、本来ならそれを取り除くことに注力すれば良いはずです。

もしその原因が本人にあるのであれば、尚更周囲に当たっても意味がないはずですよね?

にも関わらず八つ当たりをする人は、『自分が怒っているorイライラしているという事実を周りに伝えたい』ということが挙げられます。

伝えてどうする、というわけではありません。

ただ、『自分の気持ちを分かってほしい』という本能的な欲求がそのような行動を生んでいると考えられます。

機嫌が悪くなって騒げば、嫌でも自分のことを見てくれるだろう、という感じでしょうか。

自分の感情をコントロールできない

中には、単純に自分の感情を上手くコントロールすることができないケースがあります。

誰にでも怒りや悲しみ、焦りと言った感情はありますが、必ず感情のコントロールをしています。

例えその感情そのものを抑えることはできなかったとしても、別のことに意識を向けたり、関係のない人は巻き込まないように気を付けたり、人それぞれ様々な工夫を行っています。

しかしながらすぐに八つ当たりする人は、そういった工夫が一切できない、もしくは工夫する必要性を感じていないというケースが多いです。

八つ当たりすることの迷惑さを知らない

先ほどの『感情をコントロールする気がない』という話にも大きく関係してきますが、そもそも八つ当たりされる側の迷惑を想像できていない、という場合も少なくありません。

自分が八つ当たりすることによって、周りがどのような気持ちになっているのか、どのような悪影響があるのかを分かっておらず、『そんなの人のことなんだから、放っておけば良いじゃん』と開き直っているケースさえあります。

その苦労を分かってもらうのは困難かもしれませんが、ある程度はそれこそ『放っておく』しかないのかもしれません。

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八つ当たりする人の特徴とは?

八つ当たりする人は、どういった特徴があるのでしょうか。

もちろんさっきお話しした心理的な側面だけでなく、育ってきた環境等も大きく関係しているのではないかと思います。

すぐに病む人の特徴と原因!メンヘラな彼氏や彼女の付き合い方

こちらの記事は、『すぐに病む人の特徴と原因』についてお話ししているのですが、これらの特徴と八つ当たりする人には、多くの共通点があります。

具体的には先ほどの記事の中でお話ししているので省略しますが、究極的には『かまってちゃん』であると考えられます。

ただ少し注意したいのが、かまってちゃんと言っても、周りに何か具体的な行動を求めているわけではないということです。

ただ、『怒っている、困っている自分の気持ちを分かってほしい』『そして、そんな自分を見て欲しい』という意識の表れに過ぎないのです。

八つ当たりする彼女や彼氏を持っている人なら、なんとなく分かってもらえるのではないかと思います。

八つ当たり、機嫌、イライラ

八つ当たりする人への対処法は?

それでは、八つ当たりしてくる人に対して、どのように接してあげたら良いのでしょうか。

八つ当たり魔への対処法について考えてみたいと思います。

その場から離れる

一緒に仕事をしている場合は難しいかもしれませんが、あなた自身がその場から離れるのが最も最適なのではないでしょうか。

あからさまに相手を避けると逆上される可能性があるので、分からない程度に距離を置くようにしてみてください。

彼氏や彼女であればそういうわけにもいかないかもしれませんが、真剣に取り合っているとアナタが疲れてしまいます。

相手を責めるようなことは言わない

機嫌が悪いからと言って周りに八つ当たりするのは、確かに迷惑な行為です。

しかしながら実際に八つ当たりしている相手に文句を言ったり、責めるような発言をすると、事態がさらに悪化することのほうが多いと考えられます。

思わず文句を言いたくなる気持ちを我慢して、その人からできる限り離れているのが正解です。

抗議することも含めて、相手に構ってあげてはいけません。

八つ当たりする人は余裕が無いだけ

そもそも、心に余裕があれば八つ当たりなんてしなくても良いはずです。

困った時に相談できる相手がいなかったり、自分の心が満たされていなかったり・・・

そういった不満があるからこそ、周囲に八つ当たりする以外に自己表現を行うことができないのです。

逆に言えば、あなたは八つ当たりをする人よりも心に余裕がある、少しキツい言い方をすれば『八つ当たりしている人に勝っている』のではないでしょうか。

何が勝っているのか、それは人間的な器の大きさだったり、コミュニケーション能力だったり、心の余裕だったり、実力そのものだったり・・・

つまり、八つ当たりしてくる人に対して、わざわざ気にかけてあげたり、腹を立てたりする必要すらないのです。

八つ当たりを始めたとしても、『負け犬が騒いでいるな』というくらいに思っておけば良いのです。

(ただし、絶対に口には出さないでくださいね!)

本当の意味でそれができれば、不思議な事に八つ当たりをされても一切腹が立たなくなります。

八つ当たりをするような人と、それに黙って耐えている周り、どちらのほうが人間的に優れているのか、一目瞭然ではないでしょうか。

(少しキツい言い方をしてしまってすみません。)

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八つ当たりされやすい人の原因とは?

中には、『何故かいつも自分が八つ当たりをされる』という人がいます。

他の人には比較的普通の態度なのに、何故自分ばかり・・・とうんざりしてしまうことも多いのではないでしょうか。

もちろん全てに当てはまるわけではないのですが、

  • 全く怒らないと思われている人
  • 自分の意見や意志がなさそうな人
  • 何を言っても笑っている人
  • オドオドした態度を取っている

などが、八つ当たりをされやすい性格と言えます。

悪く言えば『舐められている』とも言いかえることが出来るかもしれません。

もちろん、「アナタも怒らなければならない!」と言っているわけではありません。

いつも笑っているのは決して悪いことではありませんし、怒りという負を感情を表に出さないというのは素晴らしいことです。

例え一度も怒ったことがなかったとしても、自分の意見や意志をしっかり持っている人は、決して舐められることはありません。

いわゆる『この人を怒らせたらまずいだろう』と思われるタイプの人ですね。

だからこそ、すぐに八つ当たりされたり、理不尽な目に合いやすいという方は、今一度『自分の意見や意志をしっかり持っているか』という点について考えてみてください。

当然ですが、必ずしもそれを主張しなければならないわけではありません。

ただ、具体的な言葉にして確固たる意志を持っている、それだけで周りからの印象は大きく変わるものです。

陰キャ、脱出したい

いかがでしょうか。

全体的に、八つ当たりをする人に対してキツい言い方をした部分が多かったように思いますが、そのくらい私は『八つ当たり』という行為そのものが嫌いです。

困っていることがあるのならそれを伝える手段はいくらでもありますし、八つ当たりをするメリットが何一つないんですよね。

しかしながら困ったことに、そういった自分の機嫌次第で周りを振り回すような人は、職場でも学校でも1人は必ずいるものです。

あなた自身の精神衛生のためにも、これ以上迷惑を掛けられないよい意味においても、そういった困った人からはできる限り距離を置くことが大切です。

そんな人に振り回されないよう、快適な生活が送れることを願っています。

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