大学生活が楽しくない?授業も友達もつまらない時の対処方法とは
せっかく大学生になったのに、大学生活が何も楽しくない・・・
こんなことならいっそ大学ををやめたい・・・
そんな風に感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
大学生活と言えば、苦しかった受験からも解放され、華やかに遊びまくるといったイメージが強いだけに、そのギャップにびっくりしてしまうかもしれません。
そこで今回は、大学生活が楽しくないと感じる問題について少し考えてみたいと思います。
目次
大学に友達がいなくて楽しくない
案外多いのが、この『友達が一人もできず、大学生活に面白みがない』というケースです。
高校まではクラス制のもとで集団行動をし、嫌でもみんなと一緒に授業を受けて、時には行事を楽しんだりすることができました。
しかしながら、大学にはそもそも『集団行動』という概念がありません。
必修が大半を占める学部であれば別ですが、どの授業を取るかを自分で決め、席も自由、そもそも大学に行くか行かないかも自由です。
それぞれが自分の将来に向かって歩き始め、友達のようであっても相手に深入りしないケースが多くなってきます。
こちらの記事でもお話ししたのですが、大学の友達付き合いはどうしても『うわべだけ』になりやすいです。
もちろん理由は色々ありますが、単純に『一緒にいる時間が短い(長く一緒にいるのが難しい)』というのが一番ではないでしょうか。
大学で友達を作るのは大変
当サイトでは何度もお話ししていますが、大学で友達(特に、深い関係の友達)を作るのは結構大変です。
みんなが同じ授業を取るわけでもないし、それぞれにバイトがあったり、サークルがあったりで予定を合わせるのさえ骨が折れます。
そんな中、『まだそんなに相手のことを知らないけど、一緒に遊ぼう』と思えるコミュニケーション強者は少ないのが現状なんですよね。
他にも事情は色々あって、
- 編入したから友達が一人もいない
- 仮面浪人していて友達を作れなかった
- 入りたいサークルがないから友達もできない
こういった様々な理由で、友達ができずに大学生活を楽しいと感じられない人は多いのです。
大学の授業が楽しくない
中には、大学の授業が楽しくない、思っていたような大学生活と全く違う、という方も多いと思います。
理系であれば実験の連続で、授業では難しい数式を扱い、それでも高校の時のような勉強のサポートはない・・・
専門を1科目でも落とせば留年で、勉強のストレスという意味では受験生の時よりも大変だったりする・・・
ただ、これはほとんどの大学で、どの時代でも同じことが言えるのですが、『専門の授業は面白くない。唯一般教(一般教養系科目)だけは興味深い』ということですね。
あまり解決策にはなっていませんが、『大学の授業に面白みを求めるのは難しい』ということです。
大学の勉強が好きな人であっても、大講義室で教授の熱もあまり入っていない授業よりも、個人の研究であったり、教授と個別に話をできるゼミのほうが楽しいと感じているケースも多いです。
つまり、もし大学の勉強に楽しさを求めるのであれば、
- 分からなければ分からないほど辛いので、自分に合った参考書を探す
- できるだけ教授と仲良くなる
- ゼミや研究室配属などに期待する
などの解決策が考えられます。
また、大学によって差はあるものの、転学部という手段もあります。
大学側が転学部の方法について大っぴらに公開していることは少ないですが、自分自身で問い合わせたり調べたりすることで、新たな道が開けるかもしれませんよ!
思っていた大学生活と全然違う時
大学生活が楽しくない一番大きな原因は、『大学生活に夢と希望を持ちすぎている』ということです。
- 友達と一緒に空きコマにカフェに行ったり・・・
- 一緒に授業をさぼってカラオケに行ったり・・・
- 彼女や彼氏を作って大学生活をエンジョイする・・・
そんなイメージが世間でまかり通っているからこそ、そのギャップで余計に『楽しくない』と感じるのです。
また、『せっかくの大学生活なんだから楽しまなきゃ』と思うことで、よりプレッシャーになってしまっている人も少なくありません。
私はいわゆるキラキラ系の私立大学も、国公立大学も両方経験しましたが、不思議なことに『大学生活が楽しくない』と言っている人はどちらも多かったです。
どれだけラクと言われる私立の文系学部でも、毎日普通に授業を受け、サークルに行ったり、バイトに行ったりして、帰ったら大学の課題をやりつつYouTubeを見たりして一日が終わる・・・
正直、みんなそんなものです。
(そうじゃない人もいるのは事実ですが、割合としては上記のような過ごし方をしている大学生が大半ではないでしょうか)
友達を作って楽しい大学生活を送るには
それでは、大学生活を少しでも楽しくする方法はないのでしょうか。
もちろん、劇的に毎日を変えることは難しいかもしれませんが、日常生活にほんの少しの楽しみを増やすことはできるかもしれません。
Twitterで友達との交流を増やす
リアルで人と交流するのが苦手な人は、まずTwitterで大学内の友達との交流を増やしてみてください。
Twitterであれば、『この人は合わないな』と思えば離れればOKですし、『気が合いそう』と思えば大学構内でエンカウントすることも可能です。
最近ではTwitterを使っている大学生が増えていますので、『友達作りのツール』として使ってみて下さい。
(SNSでは自分の本音や趣味について書いている人も多いので、リアルで話すよりもむしろ相手の個性を知りやすいという利点もあります)
サークルに入り、ちゃんと顔を出す
友達を作る方法としてはよく『サークルに入る』が挙げられますが、例え何らかの団体の所属していたとしても、ちゃんと参加していなければ意味がありません。
サークルによっては既に友達関係が出来上がっていて、中に入りづらい場合も多いかもしれません。
せっかくサークルに顔を出しても、誰とも話さずに帰ってくることもあるかもしれません。
それでも、毎回集まりには顔を出してください。
その努力を重ねることで、楽しい大学生活へと確実に繋がっていきます。
(もちろん、編入などで友達ができない場合も、途中からサークルに入ってみてくださいね)
最初の1ヶ月間は我慢する
先ほどのサークルの話もそうですが、最初の1ヶ月目から大学生活を楽しめる人は少ないでしょう。
環境の変化に慣れることが最優先で、『楽しむ』余裕がない場合が多いと思います。
だからこそ、大学生活の最初の1ヶ月、サークルに入った最初の1ヶ月・・・
この期間だけは、『楽しめなくても当然だ』くらいの気持ちでいてください。
- 知らない同期や先輩にも積極的に話しかけに行き、もし話が合わない、会話が続かなくても気にせず次へ・・・
- 飲み会や遊びの予定には積極的に顔を出す・・・
そういった努力を積み重ねることで、自然と無理せず、心から楽しく過ごせるようになってきますよ!
いかがでしょうか。
大学生活を楽しむためには、高校までとは違う努力が必要です。
『楽しむための努力』というのは少し変な感じがするかもしれませんが、その苦労を乗り越えた人が、思い出に残るような楽しい学生生活をエンジョイできますよ!
最近のコメント