お年玉の金額相場はいくら?年齢別一覧2018年【親戚の子供・甥・姪・孫】
お年玉をあげる時に、『いくらくらい入れるのが良いんだろう・・・?』と迷ってしまう方は多いと思います。
しかも「誰がいくらあげたか」という情報は子供の親にも共有されるため、下手に少ない金額を入れるわけにもいきませんよね。
現実問題として渡す相手の年齢にもよると思いますし、あなた自身の立場(叔母なのか祖父なのか、遠い親戚なのか)によっても大きく変わってくるのではないでしょうか。
そこで今回は、お年玉の相場の金額や年齢別の平均額、さらには立場ごとの金額などについてご紹介したいと思います。
目次
両親から子供へのお年玉の金額
まずは、両親から自分の子供へお年玉を渡す際の金額についてお話ししたいと思います。
親戚からもらったお年玉は回収するとしても、両親が実際に子供にお年玉を渡す場合には、『子供が実際に使うことを想定した金額』に設定する必要があります。
幼稚園の子供へのお年玉の金額
幼稚園であればまだお小遣いをもらっていない子供もいますし、そうでなくてもお年玉は両親に回収されてしまうケースが多いのではないでしょうか。
両親から幼稚園の子供さんへのお年玉の平均額は、500円~1000円前後であると言われています。
少ないかな?と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
しかしながら、例えば親戚から1万円もらったところで親が後から回収すれば済む話ですが、親から直接渡すお金は、子供が実際に使うことになるでしょう。
1000円程度であればお菓子を10個も買えばすぐに使い切ってしまいますし、漫画本や雑誌を1~2冊程度買えるか買えないかの値段です。
普段からお小遣い制なのか、お菓子や漫画などはお小遣いとは別に買い与えているのか、そういった違いを考慮する必要がありますが、基本的には『500円~1000円』で問題ありません。
小学校1年生~2年生の子供へのお年玉
小学校低学年の子供であれば、友達同士のお付き合いが始まってくる頃です。
放課後友達とあまり遊ばない子供だったとしても、流行のペンが欲しかったり、メモ帳集めにハマったりと、幼稚園の頃よりもお金を使う機会が増えてきます。
とは言え、両親から小学校1年~2年生の子供へのお年玉の平均額は、約2000円前後と言われています。
幼稚園の頃よりも少し金額が上がっていますね。
もし学校のお付き合い上、欲しいものが生まれた場合は、お年玉とは別に買い与えてあげてください。
小学校3~4年生(中学年)へのお年玉
小学校3~4年生の子供さんへのお年玉の平均金額は、だいたい3000円~5000円です。
突然金額が上がったように感じますが、それと同時に使うお金や遊びの種類も変わってきている証拠でもあります。
お菓子を買うのでも、昔は駄菓子で満足できていたかもしれませんが、3~4年生にもなると大人と同じようなちゃんとしたお菓子をおやつに選ぶようになります。
また、個々人の趣味なども確立され始める時期ですので、そういったお金のかかる趣味に投資できる唯一の機会が、お年玉です。
例えば絵を描くのが好きな子供は、コピックペン、Gペン、スケッチブック、トーン、水彩色鉛筆など、お金をかけ始めるとキリがありません。
大きな金額を渡すのが怖いと思う場合は、本人が欲しがっているものをお年玉で買ってあげる、という形式を取っても良いかもしれませんね。
小学校5~6年生(高学年)へのお年玉の金額
小学校高学年ともなると、金額が上がってくる傾向にありますね。
両親から子供に渡すお年玉の場合、平均金額はだいたい8000円~1万円であると言われています。
家庭の経済状況や普段子供にどれくらいお金を使っているのか、日常のお小遣いはいくらなのか、本人のお金遣いはどうなのか・・・
そういった側面を考慮する必要がありますが、高学年にもなれば、1万円を一気に渡してしまっても問題ないと考える家庭が多いようです。
一気に1万円を渡すのが怖い方は、5000円ずつ2度に分けて渡すなどの工夫をしても良いかもしれません。
両親から中学生へのお年玉平均金額
両親から中学生へのお年玉の平均金額は、1万円前後となっています。
中学生は部活帰りに買い食いをしたり、恋愛に目覚めたり、まさに大人への第一歩を歩み始める年齢です。
お金の使い道が多様化する年齢でもあるので、渡したお年玉がどのように使われているのか把握しておく必要がありますが、とりあえずは8000円~1万円程度で問題はないと考えられます。
この年齢になると、他の親戚からもたくさんのお年玉をもらえる場合が多いので、そちらとの兼ね合いも考えてあげてくださいね。
両親から高校生へのお年玉
両親から高校生へのお年玉を渡す場合、平均金額は1万円~15000円程度です。
この年齢になると家庭の経済状況も理解できるようになりますし、アルバイトを始めて実際に自分でお金を稼ぎ始める人もいると思います。
その一方で、友達同士の付き合いも幅広くなってゆき、これまでよりも遠出する機会も増えてくるでしょう。
子供さんの金銭感覚とも相談する必要がありますが、一般的な高校生の遊び方(カラオケやボーリング、ユニバーサルスタジオジャパンなどの遊園地、ショッピングなど)を考えると妥当な金額ではないでしょうか。
長くなってしまったので、最後に両親から子供へのお年玉の金額の相場についてまとめておきます。
幼稚園:500円~1000円
小学1年~2年生:2000円前後
小学3年~4年生:3000円~5000円
小学5年~6年生:8000円~1万円
中学生:1万円前後
高校生:1万円~15000円
叔父・叔母から甥っ子・姪っ子へのお年玉金額
それでは次は、叔父や叔母から甥っ子、姪っ子へお年玉を渡すケースについて考えてみます。
各年齢の特徴や注意点については、先ほどの両親からお年玉のパートで詳しく説明しましたので、ここから先は簡潔にご紹介したいと思います。
幼稚園児へのお年玉の金額
叔父や叔母の立場から幼稚園の子供へのお年玉の金額相場は、1000円前後であると言われています。
最初にもお話ししましたがお年玉をいくら渡したかという情報は、子供からその両親へと伝えられることになります。
あまりに少ない金額だったり、周りと比べて金額が少ない場合には、やはり悪目立ちしてしまう可能性が高いです。
だからこそ、無難な金額と言う意味でも『1000円前後』は妥当なのではないでしょうか。
ここからは、金額だけを列挙してご紹介したいと思います。
幼稚園:1000円前後
小学校1年~2年生(低学年):1000円
小学校3年~4年生(中学年):2000円
小学校5年~6年生(高学年):3000円
中学生・高校生:3000円~5000円
祖父・祖母から孫へのお年玉の金額相場は?
次に、祖父母からお孫さんへのお年玉の平均金額をご紹介したいと思います。
祖父母は子供から見てもかなり近い親族になりますので、お年玉の金額は最も多くなる傾向にあります。
子供から見ても、『○○さんはいくらくれたのに、お祖母ちゃんは・・・』といった評価を容赦なく考えるので、経済的に余裕があるのであれば、ある程度の金額を渡すのが無難かもしれません。
(特に、嫁・姑問題にも直結しやすい部分ですので、違う意味で注意が必要かもしれませんね)
幼稚園の子供:1000円~2000円
小学校1年生~2年生(低学年):2000円~3000円
小学校3年~4年生(中学年):3000円~5000円
小学校5年~6年生(高学年):4000円~7000円
中学生・高校生;5000円~1万円
やはり、少し金額が大きくなっていますね。
不思議なことに、子供同士で『お年玉をいくらもらったか』と言う話をするときにでも、『祖父母』が強調される傾向にあります。
(子供心に、祖父母から孫は可愛がってもらっているはずの存在であるという認識があるのかもしれません)
遠い親戚の子供へお年玉を渡す場合
直接の繋がりはないけれど、お正月に親戚が集まったときに顔を出した子供にはお年玉をあげなければならない・・・という風習は確かにありますよね。
そういったケースでは、基本的には年齢に合わせた金額を、自分の年齢や懐事情を考えながら渡せば問題ありません。
就職して間もない社会人であれば、2000円ずつ程度でも問題ありません。
普段滅多に会うことのない親戚の場合、子供はあなたのことをほとんど覚えていないでしょうし、後からお年玉を見ても『これ誰からだっけ?』となってしまう可能性があるからです。
その一方で、もしあなたが50歳前後でそれなりの社会的地位もあるのであれば、ある程度はお年玉を渡さないと格好がつかないかもしれませんよね。
そういった諸事情を考えながら、あなたの思う金額を渡せば大丈夫です。
遠い親戚の場合は特に、『渡すだけで感謝される』という雰囲気もありますので、気持ちだけ包んであげましょう。
いかがでしょうか。
お年玉の相場は比較的変動しますが、2018年には上記のような金額がお年玉の相場になると考えられます。
比較的大きな金額が動くイベントだけに、各家庭の経済事情や親戚の多さ、さらには子供さんの性格などによっても大きく変わってくる問題です。
『絶対にこうでなくてはならない』という決まりはありませんので、親戚同士の付き合いの兼ね合いも考えながら、最終的にはあなた自身の思う金額を入れてあげてくださいね!
昨年初孫が生まれ お年玉を渡しました。昨年の金額で 現状維持ですね
お年玉なんて祖父母からなんて一度も我が子は貰えたことのないです!