成人式に行かないと後悔する?親の意見や振り袖はどうする?
2017年の1月第2月曜、つまり1月9日に成人式が行われます。
自治体によっては1月8日(日)に開催するところもあるようでうが、ほとんどのケースが9日開催なようです。
しかしながら、中には『成人式に行きたくない』という人もいらっしゃると思います。
そこで今回は、成人式に行かないという選択について、少しお話してみたいと思います。
成人式に行かない理由は様々
実際に成人式の出席率を見てみると、毎年一定数以上の欠席者がいることがわかります。
地域差は結構あるのですが、大まかに見て例年の成人式出席率は50%~70%と言われています。
結構少ないですよね?
単純に、毎年30~50%の人が成人式を欠席していることになります。
欠席の理由としては、
- 昔の同級生に会いたくない
- 振り袖が高くて買えない(もったいない)
- インフルエンザにかかった
- 私立の中学に行ったので知り合いがいない
- 地元に住んでいない
といったものが挙げられます。
理由は様々ですが、いろいろな理由で成人式を欠席する人が多いのは間違いないですね!
成人式に行かないと後悔する?
インフルエンザなどのどうしようもない理由は別にして、自分の意志で欠席するとなると、なんとなく不安が残る方は多いと思います。
『何十年後とかに後悔するかな?』
『みんなの成人式の写真を見たら寂しくなるかな?』
成人式は一生に一度のことなので、出席をしないのは勇気がいるかもしれません。
・・・実は結論から言うと、私は成人式には参加しませんでした(笑)
私が参加しなかった理由は、振り袖が高すぎてもったいないと感じたこと、同級生にそれほど会いたいと思えなかったこと、そして大学は下宿をしていて、地元に帰るのが面倒だったことなどです。
そんな私でも、結構ギリギリまで出席すべきか欠席して良いものか、悩んでいました。
しかしながら、母親が『成人式に行かないなら、一緒に下鴨神社の成人祭へ行って、その後観光旅行しようよ!』と言ってくれたのです。
その言葉に、『無理に出席にこだわる必要はないかな』と思えたのです。
あとから聞いてみると、父親も母親も『成人式に出席したほうが良いのではないか』と悩んでいたそうですが、『行きたくもない成人式に行って嫌な思いをするくらいなら、楽しかった最高の思い出を残してあげたい』と考えたといいます。
もちろん、そう考えない親御さんもいらっしゃると思います。
私は幸いにも親が成人式に参加しないことを快く受け入れてくれましたが、『娘が振り袖を着る姿を見たい』と小さな頃から楽しみにしている親御さんも少なからずいらっしゃいます。
その気持ちや願いを叶えてあげられないのは寂しいですが、成人式とはそもそも『20歳の節目』のお祝いの式典です。
言わば、『親から自立して生きていく節目の日』でもあるんですよね。
だからこそ、必ずしも親御さんの意見に従うのではなく、あなた自身の思う最善の選択をしてみてはいかがでしょうか?
実際の成人式の様子は?
かくいう成人式は一体どのような式典なのでしょうか?
1.受付
2.オープニングセレモニー
3.式典
4.実行委員によるアトラクション
5.記念撮影
6.終了
このような流れで進んでいく成人式。
ただこれ、実際には新成人たちが座席で騒ぎ、立ち歩いて友達たちと喋っている・・・
そんなザワザワとうるさい中で市長が前で挨拶をしているだけ(誰も聞いていない)という感じなんですよね。
多くの場合は出身中学ごとに座席が分かれているので、実際の成人式の最中は友達とのお喋りと写真撮影大会だと言います。
もちろん、出席すれば粗品(図書券やクオカードなど)がもらえたり、普段は会えないような昔のクラスメイトと会うことができます。
でもそれって、わざわざ成人式に出席しなくとも、その後の同窓会でできるんですよね(笑)
私は成人式を欠席した側の人間なので偉そうなことは言えませんが、様々な地域の成人式に出席した友達たちは口を揃えて、『式自体には何の意味もない』と語っていました。
金銭的な都合などで成人式への参加を躊躇している方は、いっそその後の二次会(同窓会)にだけ出席してみてはいかがでしょうか。
成人式に欠席して思うこと
実際に成人式に行かないという選択をした私ですが、結論としては全く後悔していません(笑)
本当に仲が良かった友達は、成人式など関係なく会うことができますし、Facebookなどでみんながアップしていた写真を見ても、あまりのガラの悪さにゾッとしてしまいました。
(クラス写真の最前列は全員金髪か赤髪で、どこかのそっち系の事務所の集合写真かと思ってしまいました(笑))
さらに、女の子はどうしても振り袖を着る場合がほとんどだと思いますが、男性陣が思っている以上に大変です。
着付けを行うのにかなりの時間がかかりますし、人によると成人式の当日の朝4時から着付け・髪結いをしなければならない場合もあります。
式自体は9時か10時くらいからの開始なので、それまで振り袖を着たまま待たなければなりません。
振り袖はお腹を締め付け、非常に苦しい上にトイレに行くのも本当に大変です。
生理中だと着物を汚してしまう可能性もありますし、とにかく大変なわけです(笑)
それを考えると、やっぱり『そこまでして成人式で出なくて良かったかな』と思ってしまいます。
(割と『欠席して問題ないよ!』という方に偏った意見なので、最終的にはあなた自身にとって最も良い選択をしてくださいね!)
振り袖をレンタルをキャンセルする場合は?
多くの場合、自分が出席する成人式の1年~半年ほど前に、振り袖をレンタルします。
しかしながら、『もし今になって成人式を欠席する』となると、振り袖のレンタルをキャンセルしなければなりません。
振り袖のレンタル料は5万円程度から高いものなら20万円ほどするので、それが無駄になるとさすがにもったいないですよね。
最近のトレンドでは成人式の前に前撮りを行う場合が多いので、最悪、それだけのためのレンタルでもかまわないと思います。
実際問題として、レンタルしたお店や契約内容によって違うのですが、成人式の半年ほど前ならキャンセル料は30%~50%、一度でも着ている場合は全額負担となってしまうようです。
交渉次第で値段を下げることは可能かもしれませんが、どうしてももったいないと感じてしまう場合は、諦めて成人式で振り袖を着るしかないですね・・・
ただ、成人式のあとの2次会(同窓会)には着替えなければならないので実際に成人式で振り袖を着ている時間はせいぜい2時間程度であることを考えると、なんとなくもったいない感は変わらないような気もしますが・・・(笑)
また、万が一レンタルした着物を汚してしまった場合、クリーニング代を請求されることもあるので、『もったいなさを解消するためだけに成人式に行く』必要はないのではないかと思います。
いかがでしょうか?
物凄く偏った記事になってしまいましたが、一番伝えたかったことは『成人式に行かないのは悪いことじゃない』という点です。
そうは言っても、確かに『一生に一度の式典』であることに違いはないので、是非、ご自身が満足できる選択をしてくださいね!
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