バイト仲間の話に入れない!昼休みに孤立して辛い時の対処法
バイト先で孤立してしまう・・・そんな体験をしたことはありませんか?
同期のメンバーや先輩とも仲良くしたいと思っているのに、何故かいつも話に入ることができず結局浮いてしまったり、誰とも仲良くなることなくバイトを辞めてしまったり・・・
そこで今回は、バイト先で同期や先輩と仲良くなる、さらにバイト先で孤立してしまったときの対処法などについてまとめてみたいと思います。
バイト仲間との話に入れない時
私は大学生の時、塾講師としてアルバイトしていたのですが、まさに『話に入っていけない』問題にとても悩んだことがあります。
4月末という、新人が最も増える歓迎ムードの時に働き始め、週2~3日くらいはシフトに入っていました。
それにも関わらず、同期はどんどん先輩と仲良くなってゆき、バイト以外でも一緒に遊びに行ったり、休み時間や授業が終わった後の時間にはその話で盛り上がったり・・・
最も辛かったのは、授業が始まる前の15分程度の休み時間、私以外のほとんどのメンバーが輪になって雑談しており、私は話に入れない状況が続いた時でした。
もともと塾講師と言っても大半が大学生で、話も合うはずだったのですが、私自身なんとなく周りのノリについていけなかったのです。
業務上のやり取りは問題なくできるのですが、文字通り『最低限度の会話しか交わさない』という感じで、バイト先での居心地は最悪でした。
飲み会や集まりにも積極的に参加したのですが、結局状況は変わらず・・・
そんな時、あることに気がついたのです。
それは『あまりにも周りに気を遣いすぎている』というのが理由でした。
もちろん同期や先輩に気を遣うのは当然ですし、親しき中にも親しき仲にも礼儀あり、という言葉もあるくらいで、コミュニケーションを円滑に行う上では大切なことだと思います。
しかしながら私の場合、
- 相手に気を遣いすぎて返答にいちいち詰まってしまう
- 雑談の中で思ったことがあっても言えない
- 黙っていれば問題はないと逃げてしまった
これらのことから、コミュニケーションが全くうまく行かなくなっていたのです。
当然ですが、私がその塾のメンバーと性格的に合いづらかった、というのも大きいと思います。
というか、言ってしまえば根本原因はそこだと思います(笑)
性格が合わないからこそ、『相手が何を考えているか分からない』状況が起こり、結果的に『何を話して良いか分からない』ということに陥ってしまったのです。
私は周囲と性格が合わないことで、『自分の発言が相手を怒らせてしまうのではないか』と過剰に怖がってしまっていたわけです。
それに気付いてからは、周りと少しずつ話せるようになっていきました。
私と同じように『気を遣いすぎて逆に話せない』という状態になっている人もいるのではないかと思うので、思い当たる人は是非、参考にしてみてくださいね!
バイト仲間と一切話が合わない時
時には、周りと話が全く合わない、というケースもあるかと思います。
自分自身も話そうとしているし、周りも話しかけてくれるけど、一切話についていけない、知らないことばかり・・・
多趣味な人ならまだラクなのかな、とは思いますが、みんながみんな大衆の話題についていけるわけではありません。
- スポーツの話
- アイドルやロックバンドの話
- パズドラなどのスマホゲームの話
- テレビで話題の芸能人やお笑い芸人の話
こういった話が多いでしょうか。
周りがその話で盛り上がっているのに、自分は全く知らないという状況はとてもつらいですよね。
スポーツだって、興味がある人にとっては『昨日の試合で◯◯が先発した』というだけで大きな話題ですが、知らない人にとっては『ルールすら知らない』みたいな状態です。
考えてみれば、これで話が合うはずがないんですよね(笑)
本来であれば、全員がついていける話題を振るのが筋かな、とは思いますが、必ずしもそううまくは行きません。
かくいう私だって、共通の話題で盛り上がれる仲間がいれば、周りを顧みずに盛り上がってしまうこともあります。
仮にその人数が増えていったら、知らない人は孤立してしまう・・・つまり、周りに悪気がなく仲間はずれっぽくなってしまうことはあるんですよね。
(悲しいことに故意的な場合もありますが・・・(笑))
そういった『自分の知らない話ばかりされる』という意味で話についていけない場合、対処法はいくつかしかありません。
- 話についていけるように勉強する
- 『全然知らないんです(笑)』と開き直る
- 話についていくことを諦める
大きく分けて、これら3つの選択肢が挙げられます。
1はある意味、自己犠牲的な選択肢でもあります。
しかしながら、今はネットで調べれば、どんな分野でも初心者向けの分かりやすいサイトが存在しますし、それがキッカケでアナタ自身もハマってしまう可能性も充分にあります。
実際に私も、他人の話についていくために勉強し始めたものが、後に自分の趣味になった例は非常に多いです。
ほんの少しスマホで調べてみるだけで、話している内容が分かり楽しくなると思いますよ!
2については、結構なコミュ力が必要かもしれません。
『全然知らないんです、みなさん教えてください(笑)』というキャラを確立し、それでいて輪の中に入る・・・というのは至難の業でしょう。
コミュ力に自身がある方は挑戦してみてください。
最後の『話に入ることを諦める』は、あなた自身がそれで良いと思えるなら最高の選択肢かと思います。
『話に入らなきゃ』というプレッシャーから解放されることになるので、ある意味性精神的な負担が最も軽くなる方法かもしれません。
しかし、精神的な負担が減る分、周囲とのコミュニケーションを放棄することにもなるので、場合によっては人間関係そのものにも悪影響が出てしまう可能性もあるので、さじ加減に注意が必要です。
仮に興味がないとしても、あからさまに『ワタシ、その話に興味ないから』という態度を取るのは良くありません。
できる限りカドが立たないよう、気をつけながら振る舞ってくださいね。
昼休みに一人で孤立して辛い時
バイト先で浮いてしまった時、一番つらい時間はお昼休みかな、と思います。
1時間以上あるお昼休み、自分ひとりだけ浮いてしまったらどうしても寂しく感じてしまいますよね。
仕事がある時はそれに集中していれば良いのですが、それがない昼休みは手持ち無沙汰になってしまうものです。
しかしながら少し極端な言い方をすると、別に『昼休みだけ孤立している』わけではありません。
つまり、昼休みの人間関係は、それ以外の時間に築いた関係の集大成でもあるのです。
逆に言えば、普段から仲良くできていない相手と昼休みだけ一緒に過ごそうと思っても、精神的に疲れてしまうだけなのではないでしょうか?
他の記事でも触れていますが、私は基本的に『人間関係が上手く行かない理由の根底は、性格が合わないこと』だと思っています。
人間関係が上手く行かない時って、いかにして上手く立ち回るか、いかにして合わない人とコミュニケーションを取るかのテクニックが一番の問題であって、性格が合わないという根底はどうやっても変えられないのではないか、と。
だからこそせっかくの昼休み、わざわざ無理やり性格の合わない人と一緒にいなくとも、もっとラクに過ごしても良いのではないでしょうか?
また、人間はヒマをすると寂しさを感じる生き物です。
バイト中の昼休みも、忙しさから解放された状況だからこそいつも以上に寂しさを感じやすいのです。
つまり、昼休み中も忙しくしてみることを心がけてみてはいかがでしょうか。
- スマホゲームに熱中してみる
- 晩ご飯のメニューを決めるなど、昼休みの日課を作っておく
- 普段できない仕事の整理をする
このように、昼休みの間も自分の中だけで忙しくしているだけで、精神的なプレッシャーは大きく違うと思います。
そうこうしているうちに、本当に仲良くなれる相手がバイト先に存在するのなら、何らかのキッカケで必ず打ち解け合える日が来るでしょう。
今回の記事では色々な話をしてきましたが、結論としては、あまり人間関係に敏感になりすぎず、少し開き直ったくらいの気持ちでラクに考えるのがおすすめですよ!
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