ボソボソと話す人の性格や特徴、心理とは?喋り方を治す方法

「え?いま何て言ったの?」

つい聞き返してしまうくらい「ボソボソと話す人」。

思わずイライラしてしまった経験をお持ちの方も多いと思います。

でも、思い返すと「え?」と聞き返したことって結構たくさんあるんですよね。

言った本人はまさか聞こえていないなんて思ってもいないので、聞き返されたことに驚いてしまう人もいるようです。

実際に「ボソボソと話してしまうことが悩み」の方も多く、今回はその喋り方の特徴、性格・心理から「自分で出来る治し方」について考えてみたいと思います。

ボソボソと話す人の特徴とは

  • いつも声が小さく聞き取りずらい。
  • 他人から声や話し方について指摘されることが多い。
  • 上司や同僚から「伝わりずらい」と怒られたことがある。
  • 普通の会話で相手に何度も聞き返される。
  • 人込みを誰かと話しながら歩くと会話が続かない。
  • 話すときはあまり口を開かずに話すことが多い。
  • 身振り手振りは少ないほうだ。

あまりに聞こえないので「もっとハッキリ喋ってよ!」なんて怒ってしまった、という方もいると思います。

「ハッキリ聞こえなかった」で思い出すのは「電車のアナウンス」も多いですよね。

下車する駅名くらいは自分で分かっているけれど、左右どちらの扉が開くとアナウンスされたのか聞き取れなくて危うく恥ずかしい思いをしそうになったり・・・

電車の遅延アナウンスが入ったが、車内の混雑で曖昧にしか聞き取れず!

駅員室のドアをノックしに行く訳にもいきませんからね。

結局ネットで検索をする・・なんてケースもしばしば。

「聞き取れなかったケース」は私たちの日常には山ほどあり、それを知るために「聞き返し」を行うという何ら自然の行いをしているということ。

ボソボソ話す人

しかしながら、上記のような「ボソボソと話す人」にとっては、

単なる「悩み事」では済まされないことが多いですよね。

実際の体験を伺うと、自分の意志や意見を相手に伝えられないことが引き金になり、仕事や学校で思わぬストレスに晒されている方も居るという話も聞きます。

質問系のサイトでも、「こんな悩みを解決したい」「自分を変えたい」とたくさんの書き込みが見られる程、切羽詰まっている方もいらっしゃいます。

自分の思いが相手に伝わらないことで自分に自信をなくしてしまうこともあるかもしれませんね。

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ボソボソと話す人の性格・心理

  • 環境の変化に敏感である。
  • いろんなところに気を遣い、繊細なタイプである。
  • 話すのが怖いと感じる時がある。
  • 緊張感が高まって不安や恐怖を感じる。
  • 周囲の視線が気になる時がある。
  • 自分に対する他人の評価に強い不安を感じる。
  • 緊張して声が震える時がある。
  • 人前で恥ずかしい思いをしたくない。

ここで注意してほしいのは、ボソボソと話す人は「相手に伝えたいという気持ちが足りないのではない!」ということです。

 

伝えたい気持ちがあるから困っていて、上手く伝わらないことがストレスとなっています。

そして、「言葉はストレスと密接に関係をしている」ことを私たちも改めて考える必要があるかもしれません。

毒にも薬にもなり得る言葉を、どのように相手に使いたいのか。

相手がいないと成立しない会話の成分を、毒にするのか薬にするのか。

 

「ボソボソと話す人」には、過去の体験が引き金になっている方も少なくはありません。

失敗、挫折、恥ずかしい思い、叱られた等、理由は様々で、もちろん中にはきっかけが無い方もいます。

不安や緊張を感じやすい為、声や表情を作る為の声帯や表情筋も固くなりやすい傾向にあります。

笑い方が不自然になってしまったり、急に手汗をかいたり、手のふるえを感じる方もいると思います。

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自分で出来る!喋り方を治す方法!

 今回は一人で出来る治し方をいくつか紹介してみたいと思います。

腹式呼吸を心がけてみる

ここでは最も簡単な腹式呼吸を紹介します。

  1. 仰向けに寝転ぶ
  2. お腹に息が入って膨らんでいくように、鼻から息を吸っていく。
  3. お腹に入った空気を全て吐き出すように、口から息を吐きだす。

(吐き出すときはゆっくりと長く意識してください)繰り返す。

最初のうちは無理せず休憩しながらやってみてくださいね。

お腹が風船のようになる感覚を掴めてきたら起き上がって、座った状態や立った状態もチャレンジしてみましょう!

実は腹式呼吸は、脳や自律神経に深く関係しリラックス効果があるので、なかなか寝付けない時に意識的に行う方もいます。

やってみると分かるのですが意外と腹筋を使う運動になるので、プチダイエットが出来てしまうかもしれません。

ぼそぼそ話す人

表情筋のトレーニングを行う

アナウンサーのような完璧な喋り方をいきなり目指す必要はありませんよ。

まずは自然に笑いながらお喋り出来たらいいですよね!

 

  1. 体や顔をリラックスさせる。(先ほどの腹式呼吸を取り入れても良いですね)(鏡があればその前で)
  2. 口を「ウ」の形にする。究極のアヒル口です!眉間にシワは寄せず、う~!と声を出しても大丈夫です。
  3. 口を「イ」の形にする。冬場は唇が乾燥してひび割れしやすいので注意です(笑)い~!と声を出しても大丈夫です。唇を大きな横長にするイメージで思い切りやってみてください。
  4. 10回程繰り返します。

頑張ろうとすると最初はキツいので、ゲーム感覚でやってみてください。

では問題! 「母音がウ・イの単語とは?」→海、ウニ など。

美味しい食事をモグモグ食べる!

ストレスのせいで、食事が偏り必要な栄養を摂ることを忘れていませんか?

我慢に我慢を重ねて歯を食いしばってばかりじゃなく、たまには欲張りに美味しいものを食べちゃいましょう!

ストレスを感じた時に消耗してしまう栄養素としてビタミンB・C群、たんぱく質、抗酸化ビタミン、カルシウム、マグネシウムなどがあります。

ストレスも立派な「疲れ・刺激」なのですね。

それから体を守ろうと防御反応が生じる為にたくさんの栄養素が消耗されてしまいます。

疲れているのは心だけじゃなく、体もクタクタなのです。

お疲れ様!と栄養満点の食事をモグモグ食べてあげましょう!

ぼそぼそと話す人、対処法

一人カラオケに行ってみる

歌を歌うことが好きな方であれば、カラオケはオススメです。

一人で行けば、自分の思うように過ごせますので時間も短く、料金も安く済みますよ!

そして、話す・歌うに共通するものは声です。

声を出す声帯は筋肉組織の一つなので、多少のトレーニングも必要かと思います。

軽い筋トレに行くような気分で行ってみてはいかがでしょうか?

 

①目標は大きな声で歌うこと

憧れの歌手のように堂々と、声高らかに!目指せ武道館!

いきなりマイクを使って大声で歌える度胸がある人はいません。

まずは選曲をしたらマイクを使わずに、曲に合わせて歌ってみましょう。

自分の声がスピーカーから聞こえる心配もありませんし、音楽のボリュームを大きくしておけば隣の部屋の人に自分の声は届きません。

自分の声が大きく聞こえないので、声を張り上げてもビックリしなくて済みます。自分の声が苦手!って方も、マイクを使わないなら好条件ではないでしょうか。

②自分だけの達成感を味わう

慣れてきたらマイクを使って、採点機能を楽しんだり、会員機能でランキングに挑戦するのも良いですね!

少しずつ、自信がついてきたら「自分だけの達成感を味わえる」ようになっていられたら成長の証です。

小さなことでも良いのです。

自分で決めた課題曲で90点以上を出す!とか、歌詞を見ないで連続3曲歌ってみる!とか。

はたまた、一時間でドリンクバーのドリンク5杯以上を飲む!とか。

「これが出来た!」と達成したことがまた新たな自信に繋がります。

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ボソボソ話していたことをトラウマにしない!

 「話し方によって対人関係が変わってしまった」という経験を持つ方は多く、悩んでしまい孤立してしまうケースも少なくはないと思います。

様々な治し方があるなかで、今回は「治す為の最初のステップになれば」と思いお一人で出来るものを考えてみました。

しかしながら、話し方を完璧に変えることは成し得ずとも「いまの暮らしは幸せです」と言って生きている方もいます。

自分を理解する人との出会い、自分を受け入れてくれる環境、

聞き返してはくるが怒らない上司・同僚、ありのままでいられる場所。

そんな出会いがあったのかもしれませんね。

大切なのは、相手に「きちんと正しく伝わったか」ではなく「分かってもらいたい」と思う自分に対する自信を持つことなのです。

その自信があれば、何度「え?」と聞き返されても、分かってもらえるまで、ゆっくりと目を見て自分の思いを諦めることなく、伝えることが出来るでしょう。

そして、たくさんの努力をして不安や恐怖に立ち向かい、「ボソボソと話す人」を卒業出来た!そんな方がいたならば。

あの日々をトラウマにはせず、大切な経験として、誇りに思ってほしいです。

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