お年玉の平均金額相場と使い道【幼稚園児・小学生・中学生・高校生】

お年玉の金額って、年齢や立場、さらには時代によって変化していくものです。

さらに幼稚園児や小学生の場合は、もらったお年玉を両親が管理することも多いかもしれませんね。

そういった場面で迷ってしまうのが、『お年玉の使い道』です。

そこで今回は、幼稚園児、小学生、中学生、高校生などの年齢別のお年玉の金額相場の紹介と、それぞれの使い道ランキングについてご紹介したいと思います!

幼稚園児のお年玉の平均金額は?

幼稚園児のお年玉の平均金額はどのくらいなのでしょうか?

色々な立場があると思いますので、まずは上げる人別に、金額の相場一覧についてご紹介します。

幼稚園児へのお年玉金額相場

両親から子供:500円~1000円

叔父・叔母から甥っ子・姪っ子:1000円前後

祖父・祖母から孫:1000円~2000円

遠い親戚から親戚の子供:1000円前後

上記の一覧表を見てもらえると分かると思いますが、基本的には1000円前後がボリューム層なのかな、と思います。

幼稚園児では、まだ自分で自由に使えるようなお小遣いをあげていない家庭も少なくありませんし、金額の大きなお年玉ともなれば、大半の両親が一時預かり、という形式を取るのではないかと思います。

以前の記事でもお話したことですが、子供に渡すお年玉は、同時にその両親にも入れた金額が伝わってしまうことを意味します。

お年玉の金額によって親戚間(大人同士)などで軋轢が生じる危険があるので、ある意味では少しデリケートな問題なのかもしれません。

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幼稚園児のお年玉の使い道ランキング

それでは、幼稚園児のお年玉の使い道ランキングについてご紹介します。

幼稚園児の場合には、大半の家庭がお年玉の使い道を両親が決めることになるかと思います。

一般的なのは、クリスマスに前倒しで好きなものを買ってあげたり、お年玉の何%かを貯金し、残りで子供が欲しがるものを買い与えるパターンなどが多いですね。

人気なものとしては、

  • 幼稚園で流行している玩具
  • 子供の習い事などの費用
  • ゲームや漫画などの娯楽

上記は比較的一般的なものがランクインしているかと思いますが、『子供の欲しがるものを買い与えるのは5000円~1万円以内』という人が多い印象があります。

ゲームなどの場合は、子供だけで遊ぶようなものではなく、両親と一緒に遊べるもの(最近では任天堂Switchなど)を選んだほうが良いかもしれませんね。

お年玉、幼稚園児、金額、使い道

小学生のお年玉の平均金額は?

それでは次に、小学生のお年玉の平均金額についてご紹介したいと思います。

小学校と一口で言っても、低学年、中学年、高学年によって大きく事情も異なりますので、それぞれに分けてお話します。

小学校低学年(1年~2年生)のお年玉金額相場

両親から子供:2000円前後

叔父・叔母から甥っ子・姪っ子:1000円前後

祖父・祖母から孫:2000円~3000円

遠い親戚から親戚の子供:1000円~2000円

小学校低学年では、各々から2000円~3000円ずつ貰える、というパターンが多いようですね。

1年生や2年生は、小学生と言ってもまだ6歳や7歳くらいです。

使い道はやはり両親が把握しておくべき年齢ではないかと思います。

一般的に、小学校1年~2年生の子供が自由に使えるお金(もしくは両親が好きなものを買い与える金額)は5000円~6000円程度であると言われています。

この年齢の子供に人気の使い道としては、

  • 子供用自転車
  • トランポリンや学習机
  • 電子ピアノや野球道具など

が挙げられます。

子供が欲しがるものを買う場合は別ですが、大人の目から見て『欲しがってはないけど買い与えたら喜ぶもの』がランキング入りしている印象です。

7歳くらいの子供では、自分自身が本当に欲しいものが何であるかの判断も付きづらいので、やはり両親がしっかりと考えてあげることが大切です。

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小学校中学年(3年~4年生)のお年玉金額相場

両親から子供:3000円~5000円

叔父・叔母から甥っ子・姪っ子:2000円前後

祖父・祖母から孫:3000円~5000円

遠い親戚から親戚の子供:2000円前後

小学校中学年の場合は、3000円~5000円と、低学年の頃より少し金額が上がっていますね。

この頃になると、子供の趣味やお金をかけたい分野、性格などもハッキリしてきますので、お年玉の使い道も多様化していきます。

とは言え、子ども自身が自由に使える金額は多くとも1万円程度までにとどめている家庭が多いようです。

使い道のランキングとしては、

  • 天体号望遠鏡
  • 電子ブロック
  • 子供用腕時計

などが挙げられます。

もちろん、個々人の趣味に応じて欲しがるものは変わってくると思います。

この年齢の子供であれば、お絵かきや手芸、ビーズ、さらには様々なスポーツなどに打ち込み始める子も出てくるのではないでしょうか。

お絵かきであれば水彩色鉛筆やペンタブレット、漫画の描き方の講座本など、ビーズであれば細かいパーツ、手芸のフェルトや糸、ミシンなどが挙げられますね。

それぞれどの分野であっても、極めれば極めるほどお金がかかってくるものですので、親御さんが本人の意志と相談しながら購入を検討すれば良いかと思います。

小学校5年生、6年生、お年玉、金額

小学校高学年(5年~6年生)のお年玉金額相場

両親から子供:8000円~10000円

叔父・叔母から甥っ子・姪っ子:3000円前後

祖父・祖母から孫:4000円~7000円

遠い親戚から親戚の子供:2000円~3000円

小学校高学年になると、1万円以上のお金を自由に使わせるような家庭も出てき始める年齢です。

親戚からのお年玉の合計金額は数万円、場合によっては10万円前後にまでなる家庭もあるのではないでしょうか。

その全てを子供に渡すのは危険ですが、やはり5000円~1万円程度であれば、子供に渡してしまっても問題はない年齢であると言えます。

浪費をするタイプなのか、どういったことにお金を使いたがるタイプなのかを親が把握しておくことも重要ですので、大きな金額を計画的に使う練習として、『お年玉の使い道計画』を一緒に考えてあげても良いかもしれませんね。

小学校5年生~6年生の子供のお年玉の使い道ランキングでは、

  • インスタントカメラ(もしくは安いデジタルカメラ)
  • 電子辞書
  • ゲーム類
  • ヘアアクセサリやブランド服

などが挙がっています。

デジカメなどの少し本格的なものを扱い始める年齢である一方、女の子はヘアアクセサリやブランド服などのお洒落に目覚め始める年でもあります。

学校にそういった高い服を着ていく必要はありませんが、ちょっとしたお出かけの時などに着ていけるようなものを買ってあげても良いでしょう。

ただし、これに関しては『本人が欲しがった場合のみ』という注意が必要です。

衣服などは基本的には親が買い与えるものですし、子供が欲しがっていないにも関わらず、そういった贅沢をするのは親の価値観の押しつけとなってしまう可能性があります。

子供が何を欲しがっているのか、何をあげれば喜ぶのか、今の子供に何が必要なのか、それをしっかりと見極めてあげるのも親御さんの役目かと思います。

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中学生のお年玉の平均金額相場は?

次に、中学生のお年玉の平均金額相場について見ていきたいと思います。

両親から子供:1万円前後

叔父・叔母から甥っ子・姪っ子:3000円~5000円前後

祖父・祖母から孫:5000円~10000円

遠い親戚から親戚の子供:2000円~3000円

中学生ともなると、ある程度まとまった金額をお年玉としてもらうようになります。

家庭によっては、1万円~2万円程度をお小遣いとして子供に自由に使わせるという場合もあります。

個人的には、中学生は非常に多感な年頃ですし、普段もお小遣いを渡しているのであれば、ある程度はお年玉の使い道の把握が必要なのではないかと思います。

ちょっとした買い食いや数百円程度の小物に口を出す必要はありませんが、何かしら大きな買い物(5000円以上)をしようとしている際などは、やはりまだ親の目が必要な年齢なのではないでしょうか。

さらに、中学生になると塾代や部活動の諸費用など、子供に大きなお金がかかる場面が増えてくるかと思います。

そういった事情や子供さんの普段の生活態度なども踏まえながら、1万円前後の範囲内なら自由にお年玉を使わせても良いと考えられます。

中学生の子供に多い使い道としては、

  • バッグなどの小物を新調する
  • 好きなアーティストのCDやグッズなどの購入
  • 腕時計

などが挙げられます。

新学期に『これ、お年玉で買ったんだ~!』と新しい小物を自慢するような光景はよく見られますし、特に好きなアーティストのグッズなど、子供さんの趣味に直結するようなものを買うのに絶好の機会かもしれません。

コンサートなどが開催される場合は、『このお金でコンサート(ライブ)に一緒に行こう』と貯金させるのも良いかもしれませんね。

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高校生のお年玉の平均金額相場は?

最後に、高校生のお年玉の平均金額相場についてお話したいと思います。

両親から子供:1万円~15000円

叔父・叔母から甥っ子・姪っ子:3000円~5000円

祖父・祖母から孫:5000円~10000円

遠い親戚から親戚の子供:2000円~3000円

高校生ともなればアルバイトもできますし、お金の価値もある程度は理解し始める頃です。

一人暮らしを始める子供もいるでしょうし、友達付き合いゆえに外食をする機会も増えるかもしれません。

普段の遊びも、カラオケやボーリングなど大人と同じくらいのお金がかかることを始める年齢ですよね。

高校生くらいになると、1万円~2万円、場合によっては3万円程度をお小遣いとして渡す家庭もあるそうです。

それを一気に使ってしまうのはダメですが、次のお正月まで1年間をかけてゆっくり使っていく・・・というのが一番の理想かもしれませんね。

また、大学進学や留学など将来のことを見据えて貯金する家庭も少なくありません。

高校生にもなれば、自分の家庭の経済状況や自分自身にどのくらいのお金がかかっているのか、これからどのくらいのお金が必要なのかの想像も付くようになっていますので、本人と相談してお年玉の使い道を決めてください。

もし子供さんのために貯金をするとしても、それをはぐらかしたりするのではなく、きちんと『将来的に必ず必要になるお金』であることを話し、理解してもらうことが大切です。

お年玉、金額、相場、使い道

いかがでしょうか。

お年玉の平均金額と使い道についてご紹介してきました。

以前の記事では、大学生にお年玉を上げるべきか否か、という問題についても話ししました。

お年玉は何歳まであげる?成人した大学生や新社会人の金額相場!

お年玉は比較的大きな金額が動く上、大人同士の人間関係やお付き合いなど、様々なことが関係するイベントです。

きちんと貯金をしていれば、将来の貴重な資金源にもなり得るほどです。

(ある家庭ではお年玉を全額貯金し続けた結果、大学入学前の時点で100万円を超えたそうです。)

それだけの金額になれば当然ながら子供さんだけの問題ではないと言えます。

是非この機会に、お金の使い方について子供さんと一緒に考えてみてくださいね!

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お年玉は大学生にもあげるべき?金額相場と新社会人は何歳まで?

お正月に皆で集まった際には、子供にお年玉をあげるのが恒例ですよね。

しかしながら、お年玉は何歳まであげるべきなのでしょうか?

また、中学生や高校生くらいであればまだしも、大学生や成人した新社会人にあげる必要はあるのでしょうか?

そこで今回は、大学生や成人にお年玉を渡すべきか否か、さらには渡す際の金額の相場についてお話したいと思います。

お年玉の由来について考える

お年玉はそもそも、『お供え物として使用し、余った餅をお下がりとして子供に配ったことが始まり』であるとされています。

そもそも、子供にお金をあげるのが始まりではなかったんですね。

しかしながら現状では、子供の貴重な資金調達(お小遣い)の機会であり、時には親でさえも子供のお年玉をアテにしていることもあります。

その一方で、どちらかと言えば『働けない年齢の子供に、一気にたくさんのお金をあげて、1年間自由なことに使えるようにする』といった意味合いも強いですよね。

つまり、自分で働いてお金を稼げる年齢からはお年玉(お小遣い)をあげる必要はないと考えられます。

現実的には、勉強に専念する必要のある高校生は別として、やはり大学生以上がそれに当たるのではないでしょうか。

ただ、人によっては『学生の間はお年玉をあげる』という考え方をしている場合もありますので、ある程度は個々人の判断に委ねられる部分だと言えます。

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大学生にお年玉をあげる割合は?

それでは、実際にはどのくらいの人が大学生にお年玉を渡しているのでしょうか?

正確なデータがあるわけではありませんが、Yahoo知恵袋や教えてGooなどの質問系サイトを見ている限り、55%~65%の人がお年玉をあげているようです。

感覚的なイメージよりも少し多い気がしますね。

同じ大学生でも、

  • アルバイトをする余裕はあるのか
  • 一人暮らしをしているのか
  • 親からの仕送りはもらっているのか
  • 普段どのくらい勉強が忙しいのか

などを考慮する必要があるかもしれませんね。

アルバイトをしているからあげない、という考え方の人も多いですが、それは少し変ではないでしょうか?

きちんと労働しているわけなので、それは本人が頑張って稼いだお金です。

そのお金があるからお年玉をあげない、というのは少し違うかな・・・と思います。

(その理論だと逆に、アルバイトをする余裕があるのに、ただ遊んでニートをやっているだけの大学生の方が評価されることになってしまいますからね)

いつもアルバイトを頑張っているからこそ、臨時収入があればシフトを減らして遊べるかもしれません。

その一方で、理系や教育系の学部の大学生は、実習や日々の課題、実験、研究室などのせいで本当にアルバイトをする余裕がないケースもあります。

本人が実際にどの程度時間にゆとりがあるのか、そういった部分をしっかりと考慮してあげてください。

お年玉、大学生、あげるべき

大学院生にはお年玉をあげる?

大学生はともかく、大学院生ともなれば年齢だけ見ると完全に大人ですよね。

ストレートに大学に受かったとして、学部を卒業するのは22歳、そこから院に進むとなると23歳以上になってしまいます。

D進までするのであれば尚更ですね。

いくら進路は人それぞれだとは言え、高卒で働き始めた人はもう社会人5~6年目の年齢です(笑)

さすがに『23歳の大人にお年玉は・・・』と思う方も多いかもしれません。

しかしながら、大学院生は実は大学生(学部生)より遥かに忙しいものです。

文系学生であっても、本当にアルバイトをする余裕すらないかもしれません。

やはりそういったことを考慮して、『学生の間はお年玉をあげる』『普段のお小遣いはあげられないけど、お年玉くらいは上げる』という考え方の人が少なくないようです。

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私立大学か国立大学か、通いか下宿か

大学生にもなれば、かかるお金も本当に人それぞれになってきます。

私立大学に進学しているのか、国立大学に進学しているのか・・・

それだけで、下手をすれば年間100万円以上変わってくるかもしれません。

さらに、下宿しているのか実家から通っているのかによっても必要なお金は変わってきますよね。

もし普段から子供のために多くのお金を使っているのであれば、わざわざお年玉をあげる必要はないのではないかと思います。

普段から仕送りをしているのか、そうでないのかも重要なポイントですね。

しかしながら、『成人した年(20歳になった年)だけは、お祝いを兼ねてお小遣いを渡す』というのはオススメです。

20歳を境界線にし、成人した年に少し多めの金額を渡した後は、もうお年玉やお小遣いはなし・・・というのは比較的綺麗な区切りかもしれません。

お年玉、大学生、社会人

成人した新社会人へのお年玉は?

基本的には社会人になればお年玉を上げる必要はないでしょう。

しかしながら、社会人1年目であれば、貯金もなかなかないでしょうし、これからの一人暮らしの資金を貯めている最中かもしれません。

また、『新社会人おめでとう』という意味合いで、1年目だけはお年玉をあげる人もいるようです。

ここまで来ると本当に個々人の価値観次第になってきますが、本人の経済状況なども考えて判断してください。

最近では社会人になった後、逆に『子供が両親にお年玉をあげる』という風習まで生まれています。

子供にお年玉をあげることで変に気を遣わせてしまったり、わざわざお返しを買ってきてもらったりすることにもなるかもしれません。

本人の性格にもよりますが、社会人1年目のお祝いをしたいのであれば、1月(お正月)ではなくむしろ4月~5月(ゴールデンウィークに帰省したタイミングなど)に渡すほうが良いかもしれませんね。

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大学生や社会人へのお年玉の金額の相場は?

それでは、大学生や社会人にお年玉を渡す際の金額の相場はいくらくらいなのでしょうか。

高校を卒業してからはさすがに大人扱いされる年齢ですので、5000円程度は逆に失礼に当たるかもしれません。

質問系サイトでは、1万円~3万円と幅広い金額が挙げられていました。

各家庭の経済状況に合わせて金額は決めて問題ありませんが、やはり裁定でも1万円以上は必要なのではないかと思います。

(その金額を出すのが苦しいのであれば、無理してあげる必要はありません)

逆にお年玉で成人のお祝いを兼ねているのであれば、3万円くらいあげても違和感はないですよね。

いかがでしょうか。

大学生へのお年玉は賛否が分かれる部分かもしれませんが、その理由は『人によって大学生活や状況は大きく変わるから』です。

子供さんの状況を一番分かっているのは両親のはずですし、家庭内の経済状況となれば尚更よく知っていますよね。

判断が難しい所かもしれませんが、各家庭の状況を考慮しながら決めてくださいね!

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お年玉の金額相場はいくら?年齢別一覧2018年【親戚の子供・甥・姪・孫】

お年玉をあげる時に、『いくらくらい入れるのが良いんだろう・・・?』と迷ってしまう方は多いと思います。

しかも「誰がいくらあげたか」という情報は子供の親にも共有されるため、下手に少ない金額を入れるわけにもいきませんよね。

現実問題として渡す相手の年齢にもよると思いますし、あなた自身の立場(叔母なのか祖父なのか、遠い親戚なのか)によっても大きく変わってくるのではないでしょうか。

そこで今回は、お年玉の相場の金額や年齢別の平均額、さらには立場ごとの金額などについてご紹介したいと思います。

両親から子供へのお年玉の金額

まずは、両親から自分の子供へお年玉を渡す際の金額についてお話ししたいと思います。

親戚からもらったお年玉は回収するとしても、両親が実際に子供にお年玉を渡す場合には、『子供が実際に使うことを想定した金額』に設定する必要があります。

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幼稚園の子供へのお年玉の金額

幼稚園であればまだお小遣いをもらっていない子供もいますし、そうでなくてもお年玉は両親に回収されてしまうケースが多いのではないでしょうか。

両親から幼稚園の子供さんへのお年玉の平均額は、500円~1000円前後であると言われています。

少ないかな?と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。

しかしながら、例えば親戚から1万円もらったところで親が後から回収すれば済む話ですが、親から直接渡すお金は、子供が実際に使うことになるでしょう。

1000円程度であればお菓子を10個も買えばすぐに使い切ってしまいますし、漫画本や雑誌を1~2冊程度買えるか買えないかの値段です。

普段からお小遣い制なのか、お菓子や漫画などはお小遣いとは別に買い与えているのか、そういった違いを考慮する必要がありますが、基本的には『500円~1000円』で問題ありません。

小学校1年生~2年生の子供へのお年玉

小学校低学年の子供であれば、友達同士のお付き合いが始まってくる頃です。

放課後友達とあまり遊ばない子供だったとしても、流行のペンが欲しかったり、メモ帳集めにハマったりと、幼稚園の頃よりもお金を使う機会が増えてきます。

とは言え、両親から小学校1年~2年生の子供へのお年玉の平均額は、約2000円前後と言われています。

幼稚園の頃よりも少し金額が上がっていますね。

もし学校のお付き合い上、欲しいものが生まれた場合は、お年玉とは別に買い与えてあげてください。

小学校3~4年生(中学年)へのお年玉

小学校3~4年生の子供さんへのお年玉の平均金額は、だいたい3000円~5000円です。

突然金額が上がったように感じますが、それと同時に使うお金や遊びの種類も変わってきている証拠でもあります。

お菓子を買うのでも、昔は駄菓子で満足できていたかもしれませんが、3~4年生にもなると大人と同じようなちゃんとしたお菓子をおやつに選ぶようになります。

また、個々人の趣味なども確立され始める時期ですので、そういったお金のかかる趣味に投資できる唯一の機会が、お年玉です。

例えば絵を描くのが好きな子供は、コピックペン、Gペン、スケッチブック、トーン、水彩色鉛筆など、お金をかけ始めるとキリがありません。

大きな金額を渡すのが怖いと思う場合は、本人が欲しがっているものをお年玉で買ってあげる、という形式を取っても良いかもしれませんね。

小学校5~6年生(高学年)へのお年玉の金額

小学校高学年ともなると、金額が上がってくる傾向にありますね。

両親から子供に渡すお年玉の場合、平均金額はだいたい8000円~1万円であると言われています。

家庭の経済状況や普段子供にどれくらいお金を使っているのか、日常のお小遣いはいくらなのか、本人のお金遣いはどうなのか・・・

そういった側面を考慮する必要がありますが、高学年にもなれば、1万円を一気に渡してしまっても問題ないと考える家庭が多いようです。

一気に1万円を渡すのが怖い方は、5000円ずつ2度に分けて渡すなどの工夫をしても良いかもしれません。

両親から中学生へのお年玉平均金額

両親から中学生へのお年玉の平均金額は、1万円前後となっています。

中学生は部活帰りに買い食いをしたり、恋愛に目覚めたり、まさに大人への第一歩を歩み始める年齢です。

お金の使い道が多様化する年齢でもあるので、渡したお年玉がどのように使われているのか把握しておく必要がありますが、とりあえずは8000円~1万円程度で問題はないと考えられます。

この年齢になると、他の親戚からもたくさんのお年玉をもらえる場合が多いので、そちらとの兼ね合いも考えてあげてくださいね。

両親から高校生へのお年玉

両親から高校生へのお年玉を渡す場合、平均金額は1万円~15000円程度です。

この年齢になると家庭の経済状況も理解できるようになりますし、アルバイトを始めて実際に自分でお金を稼ぎ始める人もいると思います。

その一方で、友達同士の付き合いも幅広くなってゆき、これまでよりも遠出する機会も増えてくるでしょう。

子供さんの金銭感覚とも相談する必要がありますが、一般的な高校生の遊び方(カラオケやボーリング、ユニバーサルスタジオジャパンなどの遊園地、ショッピングなど)を考えると妥当な金額ではないでしょうか。

長くなってしまったので、最後に両親から子供へのお年玉の金額の相場についてまとめておきます。

幼稚園:500円~1000円

小学1年~2年生:2000円前後

小学3年~4年生:3000円~5000円

小学5年~6年生:8000円~1万円

中学生:1万円前後

高校生:1万円~15000円

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叔父・叔母から甥っ子・姪っ子へのお年玉金額

それでは次は、叔父や叔母から甥っ子、姪っ子へお年玉を渡すケースについて考えてみます。

各年齢の特徴や注意点については、先ほどの両親からお年玉のパートで詳しく説明しましたので、ここから先は簡潔にご紹介したいと思います。

幼稚園児へのお年玉の金額

叔父や叔母の立場から幼稚園の子供へのお年玉の金額相場は、1000円前後であると言われています。

最初にもお話ししましたがお年玉をいくら渡したかという情報は、子供からその両親へと伝えられることになります。

あまりに少ない金額だったり、周りと比べて金額が少ない場合には、やはり悪目立ちしてしまう可能性が高いです。

だからこそ、無難な金額と言う意味でも『1000円前後』は妥当なのではないでしょうか。

ここからは、金額だけを列挙してご紹介したいと思います。

幼稚園:1000円前後

小学校1年~2年生(低学年):1000円

小学校3年~4年生(中学年):2000円

小学校5年~6年生(高学年):3000円

中学生・高校生:3000円~5000円

お年玉、2018年、年齢別、金額

祖父・祖母から孫へのお年玉の金額相場は?

次に、祖父母からお孫さんへのお年玉の平均金額をご紹介したいと思います。

祖父母は子供から見てもかなり近い親族になりますので、お年玉の金額は最も多くなる傾向にあります。

子供から見ても、『○○さんはいくらくれたのに、お祖母ちゃんは・・・』といった評価を容赦なく考えるので、経済的に余裕があるのであれば、ある程度の金額を渡すのが無難かもしれません。

(特に、嫁・姑問題にも直結しやすい部分ですので、違う意味で注意が必要かもしれませんね)

幼稚園の子供:1000円~2000円

小学校1年生~2年生(低学年):2000円~3000円

小学校3年~4年生(中学年):3000円~5000円

小学校5年~6年生(高学年):4000円~7000円

中学生・高校生;5000円~1万円

やはり、少し金額が大きくなっていますね。

不思議なことに、子供同士で『お年玉をいくらもらったか』と言う話をするときにでも、『祖父母』が強調される傾向にあります。

(子供心に、祖父母から孫は可愛がってもらっているはずの存在であるという認識があるのかもしれません)

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遠い親戚の子供へお年玉を渡す場合

直接の繋がりはないけれど、お正月に親戚が集まったときに顔を出した子供にはお年玉をあげなければならない・・・という風習は確かにありますよね。

そういったケースでは、基本的には年齢に合わせた金額を、自分の年齢や懐事情を考えながら渡せば問題ありません。

就職して間もない社会人であれば、2000円ずつ程度でも問題ありません。

普段滅多に会うことのない親戚の場合、子供はあなたのことをほとんど覚えていないでしょうし、後からお年玉を見ても『これ誰からだっけ?』となってしまう可能性があるからです。

その一方で、もしあなたが50歳前後でそれなりの社会的地位もあるのであれば、ある程度はお年玉を渡さないと格好がつかないかもしれませんよね。

そういった諸事情を考えながら、あなたの思う金額を渡せば大丈夫です。

遠い親戚の場合は特に、『渡すだけで感謝される』という雰囲気もありますので、気持ちだけ包んであげましょう。

お年玉、2018年、金額、相場

いかがでしょうか。

お年玉の相場は比較的変動しますが、2018年には上記のような金額がお年玉の相場になると考えられます。

比較的大きな金額が動くイベントだけに、各家庭の経済事情や親戚の多さ、さらには子供さんの性格などによっても大きく変わってくる問題です。

『絶対にこうでなくてはならない』という決まりはありませんので、親戚同士の付き合いの兼ね合いも考えながら、最終的にはあなた自身の思う金額を入れてあげてくださいね!

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