彼女が生理の時はイライラして当然？泊まりやLINEはやめるべき？

彼女が生理になったとき、男性はどう対応して良いのか･･･

男性には分からないことが多い分、迷ってしまうことも多いと思います。

• 彼女の生理痛ってどのくらい辛いのか？
• 生理前や生理中にはイライラするものなのか？
• そのイライラにどう対応すべきなのか･･･

そこで今回は、彼女の生理への対応について考えてみたいと思います。

生理前や生理中はイライラして当然？

『生理前はホルモンバランスが崩れてイライラする』という話は聞いたことがあるかもしれませんが、実際のところ、そんな身体の事情で心まで影響があるものなのか･･･

そんな風に半信半疑の男性も多いのではないでしょうか。

実際に、ホルモンバランスの関係によって精神状態に影響が出ることが分かっています。

一般的な症状としては、『普段は気にならないことにイラつく』『理由は分からないけどネガティブになる』などが挙げられますね。

一番戸惑っているのは女性自身だったりするので、申し訳ないとは思いますが男性の方々は『そういうものなのか』と受け入れてあげてください。

そういった期間に起こったトラブルは、時が過ぎれば自然に解決することも多いです。

生理痛ってどんな痛みなの？

よく、生理痛とはどんな痛みなのか？と聞かれることがあります。

男女では身体の作りがそもそも違いますし、痛みの想像もつきづらいと思います。

その上、間違った情報（ネタかな？と思えるような情報）が流れていたり･･･となかなか分からないことも多いのではないでしょうか。

実際の痛みですが、まさに『下痢をした時の痛み』に近いと思います。

下腹部を締め付けられ、冷や汗が流れる･･･

肛門付近に突き上げるような痛みがすることもありますし、もちろん食欲もなくなります。

薬を飲めば緩和はされますが、身体の気怠さは残りますし、鎮痛剤が効いてくれないこともあります。

下痢にも度合いがあるように生理痛も、軽い人から酷い人まで様々です。

これらに、自分ではコントロールできないイライラ感と、3日～4日にわたって出血し続ける辛さ（面倒くささ）と単純に貧血が加わる感じでしょうか。

腹痛を起こした後も究極な眠気が襲ってくることがありますが、その状態が3日間ずっと続くと思っていただければ、かなりリアルにイメージできていると思います。

ホルモンバランスの関係でイライラする上、純粋に体調不良からくる焦燥感や不安感も重なるので、生理中の女性は『普段とは違う』という認識を持っていたほうが良いのかもしれません。

生理中の女性のお泊まりは避けるべき？

いくら彼女が生理中であると言っても、やはり『お泊りデートをしたい』と思う男性は多いと思います。

仮に下心が一切なくとも、ただただ家でゆっくりとおしゃべりがしたかったり、一緒に添い寝がしたい･･･という方もいらっしゃるでしょう。

しかしながら、実際には多くの女性が生理中のお泊りデートを嫌がる傾向にあります。

これにはいくつか理由があるので、一つ一つ女性の本音をご紹介していきますね。

精神状態が不安定だから会いたくない

先ほどからお話ししているように、女性自身にも『なんか、イライラしてるなあ･･･』という自覚があるものです。

単純にデートに気乗りしないという意味合いや、『今会ったら絶対に喧嘩になる』と思っている人もいるくらいです。

無駄な争いは避けたいですし、なによりも彼氏に嫌われたくない、迷惑をかけたくないという思いから、生理中のお泊りデートを避けている女性も大勢いるのです。

布団やイスを汚したくないから

男性にはピンと来ないかもしれませんが、生理中の女性は常に『血液が横漏れしていないか』ということを意識しています。

出血量の多い女性であれば、生理用ナプキンを1～2時間に一度は変えなければ、血が溢れてしまう、という人もいるくらいです。

『量が多い日用のやつとか使えば大丈夫なんじゃないの？』

『タンポン使えばOKって聞いたよ』

という男性もいらっしゃるかもしれませんが、生理二日目の時には、それでも追い付かないことも多いです。

さらに、姿勢を崩したり寝転がったりすることで、横漏れのリスクはかなり大きくなります。

生理中には横もれが怖くて熟睡できない女性も多いですし、厚めのバスタオルを敷いて眠る人も多いのです。

だからこそ、そんな失態を見せたくないという思いからお泊りデートを嫌がる女性も少なくありません。

普通に体調が悪いから

忘れてはいけませんが、生理中は多かれ少なかれ体調が悪くなるものです。

お腹も痛いし、人によっては吐き気や頭痛を引き起こすこともあります。

究極な睡魔が襲ってくることもあり、そんな日には「早く家に帰って寝たい」というのが本音ではないでしょうか。

1ヶ月に1回必ずやってくるものなので、『毎月デートを我慢しなきゃいけないの！？』と不満に思うかもしれませんが、女性の体調を気遣ってあげてください。

ピンと来ない方は、『毎月、食あたりを起こす日がある』くらいに思っておくと良いかもしれませんね（笑）

性行為をしたくないから

生理中の女性は、基本的に性行為を嫌がる人が多いです。

感染症のリスクが高まるという理由だけでなく、単純に体調が悪かったり、そういう気分になれない、布団が汚れるから、といった理由が大きいのではないでしょうか。

お泊りデートと言えばどうしてもそういうことを想像してしまいますし、実際に会っているのに、男性に我慢をさせるのは可哀想･･･

そういった思いから、お泊りデートには行かない女性も多いですね。

生理中の女性とのLINEは控えるべき？

それでは最後に、生理中の彼女へのLINEは、控えるべきなのでしょうか？

結論から言うと、『心配はして欲しいけど会うのは嫌だ』というのが本音ではないかと思います（笑）

難しいところですが、デートに行くのは嫌でも、自宅の布団の中で彼氏からのLINEを楽しみにしている女性もいるくらいです。

かまってちゃん、しかもワガママですが、多少はホルモンバランスの乱れの影響もあるのかもしれませんね。

できれば、一言でも良いので『彼女を体調を気遣う』メッセージを送ってあげてください。

以前に私は、生理痛を改善するヨガの動画を送ってもらい、とても嬉しかった経験があります。

彼女のほうも、もしLINEが鬱陶しいと感じた場合には、未読スルーにしたり、返信を適当に済ませたりするはずですので、相手の様子を見ながらメッセージを送ってあげましょう。

いかがでしょうか。

男性にはなかなか想像がつきづらい問題だけに、『なんでそんなことに気を遣わなきゃいけないの！？』と不満に思うこともあるかもしれません。

しかしながら、これは女性特有の問題であり、切っても切り離せない問題です。

付き合いの長いカップルであれば気軽に体調が悪いことを伝えやすいですが、恥ずかしさから上手く言えない女性も実際にいます。

口に出していないことまで気を遣うのはあまりに難しいとは思いますが、少なくとも『女性は常にそんな問題を抱えている』ということだけ意識してもらえれば良いな、と思います。

そして、少しでも『体調が悪い時は言いやすい雰囲気を作る』ということを心がけてあげてください。