中古派?新品派?中古品ばかり買う人と運気が下がるのが嫌な人の心理
何かものを買う時、中古品を買いますか?新品を買いますか?
もちろん、各々の経済事情によっても大きく異なるとは思いますが、中には
- 買い物をするときは中古品ばかり
- 一部の商品は中古で買うことがある
- 誰が使ったか分からないので新品が良い
などのこだわりを持っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、買い物をする際に新品を買うのか中古を買うのか、さらにはそれぞれの考え方の違いについてご紹介したいと思います。
目次
中古品ばかり買う人は貧乏くさい?
中古品ばかりを購入する人に対して、『貧乏くさいのではないか』と感じる人もいるかもしれません。
しかしながら、富裕層の多い地域に限って、中古品のお店(古着など)やリサイクルショップが繁盛しています。
中古品と一言で言っても、その状態や取引形態は様々です。
リサイクルショップなどから購入する場合は『前の持ち主が誰だったか』は分かりづらいですが、最近ではインターネット(オンライン)の発達により、メルカリやヤフーオークションなどでは持ち主の存在を僅かながらに感じられるようになりました。
そういった中古品市場の変化により、昔と比べて『中古品に対する抵抗感』が少なくなった人が多いのではないでしょうか。
中古品では買わないモノ、中古品が良いモノがある
当然と言えば当然ですが、中古品でも問題がないものと新品の方が良いものに分かれていますよね。
判断基準は人それぞれではあるものの、
- 書籍や教科書類は中古でも大丈夫
- 一度挿したらあまり触れることもないゲームソフトは中古でもOK
- 新品で買うと高いもの(麻雀自動卓や楽器類、パソコン等)などは中古が良い
- CDなどの娯楽品は中古で問題ない
などの意見が多いですね。
例えばパソコン等であれば、新品を購入すれば1台10万円前後はかかってしまいます。
その一方で中古品であれば、古い型番のものを選べば1万円程度でパソコンを購入することができるわけです。
もちろん、中古品ゆえにバッテリーの持ちが悪かったり、アダプタの接触が悪かったりするケースはあるものの、それならむしろ1年に1回中古パソコンを買い替えた方が良いのではないでしょうか。
新品のパソコンを10年間使うのは現実的ではないので、長い目で見ても中古パソコンの方が経済的であることが分かります。
このように、『中古品の方が明らかに安い場合』には、中古品が好まれるケースが多いです。
直接身に着けるものは中古を嫌がる人が多い
一方で、服や鞄など『自分に身に着けるもの』に関しては、中古品を嫌がる人も少なくありません。
その理由は様々ですが、
- 肌に触れるものは新品が良い
- 前に使った人の思いが染み込んでいそうだから
- 衣類は消耗品であり、中古は貧乏くさい
などが挙げられます。
先ほどの書籍類やCDなどの娯楽品は決して消耗品ではありませんし、例えボロボロになっていたとしても貧乏臭さを感じることは少ないでしょう。
(ボロボロになったからと言って本を買い直すことはあまりないですよね)
しかしながら、衣類等に関しては、着用回数が増えるにつれてどんどんとくたびれていきますし、新品と比べると明らかに劣化していくものです。
さらに、前に誰が使っていたか分からないものを身に着けると言うのは、確かに抵抗感があるかもしれません。
そういった意味でも、直接身に着けるものに関しては新品を好む人が多いようですね。
最近は化粧品の中古も存在する
近年はスマノアプリの発達もあり、中古品市場が非常に活発になっています。
中には、『こんなものも売っているの!?』という商品まであり、人々の価値観や感覚は本当に多種多様であることを痛感します。
個人的に驚いたのは、
- 使用した下着類
- 少しだけ使用した化粧品
などですね。
使用した下着類に関しては、なんとなく別の目的があるような気もしますが・・・
テレビでも紹介されていて驚いたのは、やはり『使用した後の化粧品』ですね。
少しだけ使ったけど合わなかったアイシャドーやファンデーションなどであっても、『試供品』替わりに購入する人が少なくないと言うのです。
特に高級メーカーの化粧品であれば、比較的高額な値段で『使用済み化粧品』が取引されています。
新品未使用のものであればともかく、『途中まで使ったファンデーション』等は個人的に少し抵抗があります(笑)
新品ばかり買うのは経済的でない?
中古品が好きな人にとっては、『新品ばかり買う人は経済観念がまるでなってない』と感じる人もいるかもしれません。
確かに、同じ商品でも中古品の方が安いですし、家計にそれほど余裕がないのであれば特に、新品ばかり買う人の気持ちが理解できないこともあるでしょう。
しかしながら、これらの価値観の違いはなかなか相容れない可能性が高いです。
どのような理由で中古品を拒んでいるのかにもよりますが、
- 生理的になんとなく受け付けない
- 貧乏臭いから中古品は嫌
- 中古品そのものに嫌悪感がある
という場合には、残念ながら高くても新品を購入するしかないでしょう。
中古品を嫌がる人の気持ちとは?
もちろん、固定観念や思い込みから中古品を拒否している場合には、合理的にその誤解を解くことができるのであれば、歩み寄れる可能性は残されています。
しかしながら、感覚的・感情的に中古品を拒んでいるのであれば、『価値観の違い』として相手の考えをいったんは受け入れ、あまりあなたの価値観を押し付けないようにしなければなりません。
中古品が嫌な人の気持ちは、例えるならば『虫が止まった食べ物や、髪の毛が入っていた料理を、気にせずに食べられるか』というのに似ています。
虫が一瞬止まったことや、髪の毛が入っていただけであれば、合理的に判断すれば『健康を損ねることはないし、衛生状態としても大きく差があるわけではない』はずです。
しかしながら、『なんとなく嫌』という人は少なくないのではないでしょうか?
それと同じなのです。
その感覚に対して『髪の毛が入っているくらい平気になれ』というのは、なんとなく価値観を押し付けすぎている気がしませんか?
中古品を買うを運気が下がる?
中には、『中古品を買うと運気が下がるから嫌』という人もいますよね。
私自身もどちらかと言えばそういった『運気』のようなものを大切にするので、その気持ちは理解ができます。
しかしながら、必ずしも『中古品全て』に対してそのような感覚を持つのは少し違うような気がするのです。
経済的な問題も含め、生活していく中でどうしても中古品を買わなければならないタイミングはあります。
賃貸アパートや中古マンション、中古車などもそうですし、自分が気が付かない間にリサイクル品を使っていることもあるかもしれません。
それら全てに対して『運気が下がる』というのは、さすがに少し暴論なのではないでしょうか。
一方で、人生における勝負どころ、例えば受験などでは『運を味方につけたい』『ゲン担ぎをしたい』と考えるのは当然です。
もし受験に失敗してしまった時に、受験当日に着て行った服が中古品だったとしたら・・・
なんとなく、『前の人の運気が悪かったのかも』『中古品だから運気が下がったのかも』と思ってしまうかもしれませんよね?
実際その真相がどうであれ、中古品を使うことで後から後悔し得る場面であれば、少し高くても新品を購入することをオススメします。
いかがでしょうか。
中古品、新品のどちらを購入するかについては、やはり価値観の摺り合わせが非常に大切になってきます。
自分の意見を押し付けるだけでなく、例え合理的でなくとも、相手の感覚や感情を尊重することを忘れないで下さいね。
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