受験生カップルは別れるべき?付き合い方と恋愛の成功率は?

受験生だけど恋愛がしたい・・・

そう思う中高生は非常に多いのではないでしょうか。

しかしながら、

  • 受験勉強と恋愛の両立は難しい
  • 受験生に告白したら迷惑かもしれない
  • 受験生カップルは長続きしないのでは?

など、様々な不安や葛藤があると思います。

そこで今回は、受験生カップルの付き合い方や勉強との両立方法、さらには受験生の恋愛の成功率等についてお話したいと思います。

受験生カップルはどちらかが落ちるというジンクス

一般的に、受験生カップルは『彼氏・彼女のどちらかが受験に失敗する(片方だけ受かる)』と言ったジンクスがあります。

真偽のほどは分かりませんし、そもそも何故そんなことを言われ始めたのかも謎ですが、おそらく『受験に集中させたい学校や塾が考えたデマ』ではないかと考えられます。

ハッキリとした統計があるわけではないのですが、受験生のカップルが同じ大学に合格する例も少なくありませんし、そもそも現在の大学受験において『落ちる』という概念は非常に曖昧です。

大学全入時代とも言われる今、第一志望にこだわりさえしなければ、『行く大学がない』ということはあまり起こりません。

結局のところ、『第一志望にどの程度こだわるのか』『浪人してまで行きたい意志はあるのか』というところに大きく関係してくるのです。

だからこそ、『受験生カップルは片方だけ不合格になる』というジンクスは、おそらく全くのデマではないかと考えられますね。

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受験生の恋愛は推奨されていない

そう言っても、受験生の恋愛はあまり推奨されていない傾向にあります。

例えば、旧帝大の合格者を多数輩出しているとある私立高校では、校則で男女交際を禁止しています。

『付き合っているのがバレたら別れさせられる』というほど厳しくはありませんが、学校内から『恋愛をしよう』いう空気感はほとんど排除されており、全員が勉強にだけ目を向けている印象でした。

受験生同士で付き合った場合に成績が落ちると言うわけではありませんが、そのことが原因で学校や親、塾の先生などからの風当たりは強くなってしまう可能性があります。

受験生はちょっとしたことで精神的に追い込まれてしまう時期ですので、「周りからは恋愛を応援してもらえないかもしれない」ということ、それがきっかけで辛い思いをすることがあるかもしれないことは、理解しておく必要があります。

受験生、カップル

付き合っていなければ勉強をするわけではない

それでは、何故一般的に受験生同士の男女交際は推奨されないのでしょうか?

当然ながらその理由は、『受験勉強の妨げになるから』ですよね。

確かに人生を大きく左右する受験に関して、恋愛以外でもゲームや漫画などの娯楽、友達と遊びに行く余暇時間などをできる限り制限しようとする人は少なくありません。

誘惑はできるだけ少ない方が本人にとってもラクでしょうし、『彼氏(彼女)と遊びたい』『彼女に会いたい』という気持ちを抱えながら勉強するのは、確かに辛いかもしれません。

しかしながら結局それらも、『どれくらい勉強にやる気があるか』という点に集約されるのではないでしょうか。

彼氏がいるからという理由で勉強しない人は、例えお付き合いをしていなかったとしても、結局ゲームをしたりスマホを触ったりするだけで、勉強に向かうことはないと考えられます

もし『受験生は恋愛を我慢すべきだ』という固定観念にとらわれ、逆に勉強に集中できないのであれば、いっそお付き合いをしてしまった方が良いのかもしれませんね。

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熱意の摺り合わせを行うことが長続きの秘訣

受験生カップルにおいて最も大切なのは、『受験に対する熱意の擦りあわせを行う』ことです。

彼女のほうが『勉強はほどほどで良い、大学も地元の私立大学に合格できれば十分』と考えている一方で、彼氏の方が『絶対に国公立に現役合格したい』と考えている場合、二人の関係が上手くいかないのは当然です。

例えルールを作ったとしても、必ずどちらかに不満が残るでしょう。

だからこそ、受験生カップル同士が付き合う際には、『お互いの志望校はどこなのか』『勉強意欲(受験に対する熱意)はどのくらいあるのか』を確かめ、それらの感覚の擦りあわせと相互理解を進めてください。

それができていない場合には、恋愛が思うようにいかなかったり、勉強と恋愛の両立が全くできなくなってしまう可能性が高いです。

受験生カップル同士が長く付き合うためには、そういったお互いの意識感をお互いに理解しておくことが大切なのです。

受験生、カップル

違う高校・大学に進学する可能性がある

例え受験終了まで良好な関係が続いていたとしても、当然ながら『お互いの進路が違う』という可能性は高いです。

高校生や大学生と言う『人生の花形期』において、お互いに全く違う環境で遠距離恋愛をするのは非常に大変です。

どちらかが浪人する場合、違う大学に進学する場合、さらには地方の大学に進学するために引っ越してしまう場合・・・

それらを含めた様々な可能性を考え、酷い言い方かもしれませんが、『時間やエネルギーを犠牲にして、付き合う価値があるのか』を判断しなければなりません。

『どうせ離れ離れになるのなら、別れが辛いから付き合わない』という選択肢もないわけではないのです。

(少しオカルト的な言い方ですが、もし本当に縁があるのなら、必ずまた二人で過ごせる時間がやってきます。)

受験は今後の人生を大きく左右するイベントですので、そのくらい合理的に判断する勇気も必要かもしれません。

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受験勉強と恋愛の両立はできる?

それでは最後に、受験勉強と恋愛の両立の成功率について考えてみたいと思います。

ここでの『成功』は、彼氏・彼女がお互いに第一志望の大学に現役合格することを指します。

両立が成功するかどうかの要素としては、

  • 彼氏・彼女がお互いにどの程度『恋愛のカタチ』にこだわっているか
  • 受験に対する熱意の差はどのくらいあるか
  • 志望校と成績の乖離はどの程度か
  • 進学先は同じなのか、遠距離恋愛になる可能性はあるのか
  • 八つ当たりするタイプなのか

これらによって決定するのではないかと考えれます。

例えば彼女の方が、『カップルなら1週間に1回はデートをするべき』といった”カタチ”にこだわっているとしたら、融通の利きづらい受験生同士の恋愛はあまり上手くいかない可能性が高いです。

お互いの気持ちや予定に臨機応変に対応できる性格の方が、受験生の時の恋愛は成功しやすいでしょう。

受験に対する熱意は先ほどお話しした通りですが、当然ながら『志望校と成績の乖離』についても忘れてはいけません。

例え二人の志望校が同じだったとしても、一人は模試でA判定、もう一人はE判定と言う状況では、それこそ熱意や気持ちに差が生まれてくるのは必然と言えますね。

また、受験生の時には多かれ少なかれ、精神的に追い詰めれれるは多いです。

普段であれば絶対に怒らないようなことに腹を立てたり、無性に誰かに八つ当たりをしてしまいたくなることもあるでしょう。

そういった不安定な精神状になりやすい人は、やはり恋愛の成功率は下がってしまいます。

 

いかがでしょうか。

受験勉強をする上で、恋愛は必ずしも邪魔なものではありません。

もしお互いの受験生生活を支え合い、時には模試で成績を競い合うような切磋琢磨できるカップルであれば、本当に理想的ですよね。

『受験生は恋愛をしてはいけない』といった固定観念にとらわれず、臨機応変に判断していけることが最も大切ですよ!

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