ドラマ『逃げ恥』のようなキュンキュンする恋愛をする方法は?

今季(2016年秋)に話題のドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』をご存知でしょうか?

ストーリーとしてはラブコメなのですが、

  • きゅんきゅんする!
  • こんな恋愛してみたい!

とTwitterなどで話題沸騰中です。

主演の森山みくり役に新垣結衣、その相手である津崎平匡役に星野源という豪華キャストも相まってか、とにかく『きゅんきゅん度が半端ない!』と言われています。

しかしながら、実際にそういったきゅんきゅんする恋愛を経験するにはどうすれば良いのでしょうか?

逃げ恥は何故きゅんきゅんするのか

ドラマを見ていない方には非常に申し訳ないのですが、『逃げるは恥だが役に立つ』は何故あれほどきゅんきゅんするのか、考えてみたいと思います。

(まず初めに、先週の簡単なポイントだけ解説しておきます)

逃げるは恥だが役に立つ、きゅんきゅん

こちらは、第6話が放送された時のTwitterの様子です。

一言でまとめると、『ムズキュンが止まらない』といった感じでしょうか(笑)

そもそも第6話では、本当はみくり(新垣結衣が演じる森山みくり)に恋愛感情を持っている平匡(星野源)が、自分自身の気持ちにも気付かず、みくりにもそっけない態度を取ってしまう・・・という内容でした。

誰がどう見ても両思いなのに、その気持ちを素直に表現する方法が分からない。

そんなジレンマをこじらせた結果、ドラマの最後の最後で平匡がみくりにいきなり無言でキスをする、という視聴者泣かせな終わり方をしたのです。

それに対してみなが、『ムズムズしてたけど、いきなりキスはヤバイ!』ときゅんきゅんしていたのです(笑)

しかしながら、現実で同じ恋愛をしたからと言って必ずきゅんきゅんするわけではありません。

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そもそも『きゅんきゅん』とは何?

キュンキュンとは、主に少女の恋愛において、胸の中心部に息苦しい感覚を覚えるなど、精神状態が通常と異なった状態に陥っていることを表す擬態語

引用元:Wikipedia

こちらはWikipediaに掲載されていた『キュンキュン』についての記述ですが、ちょっとイメージと違いませんか?

なんとなく『キュンキュン』と聞くと、いわゆるリア充感が溢れる、充実した楽しい恋愛を想像する方が多いのではないかと思います。

(少なくとも私はそうでした)

恋愛、キュンキュン

しかしながら、実際に私達が『キュンキュンする・・・』と感じるのは、恋愛そのものに対する楽しさや相手への愛情そのものではなくて、あくまで『胸の奥に息苦しい感覚』なんですよね。

今回のドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』を見ていても、確かにそうですよね。

平匡のことが好きだからこそ、奥手で自己肯定感の低いその性格をも考え、みくりは自分から様々なアプローチをしてみた。

それなのにその愛情に応えてもらっている感覚がなく、ただただ自分が一方的に頑張っているだけな状況に気付いて絶望感と虚無感に襲われたわけです。

(だから実際、みくりは劇中で涙を流していました。)

 

そんなドン底な精神状態を視聴者と共有し、その中でいきなり平匡がみくりにキスをしたからこそ、私達はみんな『キュンキュンした』のです。

つまり、キュンキュン=楽しい恋愛と言うイメージはむしろ真逆で、ある種の辛さを含んで恋愛でないと、本当の意味でのキュンキュン感は得られないのかもしれません。

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キュンキュンの正体は脳内物質

既にご存じの方も多いかと思いますが、いわゆる『キュンキュンする』という感覚は『PEA(フェニールエチルアミン)』という脳内物質(ホルモン)が大きく関係しています。

恋愛に関する何かしらの刺激を受けた時、このPEAが脳内から分泌されます。

このPEAには様々な効果があって、ストレスを和らげて快感を感じさせたりする一方、『頭頂側頭欠乏部(批判や判断を行う部位)』の働きを極端に弱らせます。

恋は盲目、という状態はこれを指しているんですね。

冷静な判断力をなくし、相手の良いところばかりが見えてしまうような恋愛は良くないので、現実では『キュンキュンする恋愛』もほどほどにしておいたほうが良いのかもしれません。

きゅんきゅん、恋愛

キュンキュンするシチュエーション

次に、一般的にキュンキュンするシチュエーションについて考えてみましょう。

そのためにまず、先ほど紹介した『PEA』が分泌されやすい環境やきっかけについてお話していきます。

  1. つり橋効果のような極限状態
  2. グループ行動が多く相対評価が行われる状態
  3. 相手に不満や制限があるけど好きな時
  4. ドラマや漫画などを読んで妄想している時

主にこの4つが挙げられます。

このままでは分かりづらいと思うので、一つ一つ解説していきますね!

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1.吊り橋効果のような極限状態

つり橋効果と言えば、『命の危険を感じるような極限状態で男女が二人になると、自然に恋愛感情が生まれる』というものですね。

もちろん極論を言えば『恋愛感情と錯覚する脳内ホルモンが分泌されたから』なので、相手のことを好きになったと勘違いしているだけな可能性も高いわけですが・・・

つり橋をを渡ると言った極端な例でなくとも、受験間近で心のゆとりがない、言わば戦友のような関係が恋愛に発展するケースも、これに当てはまります。

2.グループ行動が多くが行われる状態

学校や会社など、グループ行動が多い時は自然に『グループ内の異性を相対評価して順位をつけ、その1位の人を好きになる』というものです。

グループ内で恋愛が生まれるのは当然のように思えますが、実はそれも脳の働きだったんですね!

クラス替えをするたびに好きな人が変わる、というようなタイプの人は、それだけ多くの脳内物質が分泌されているということになります。

ドラマや漫画言うと、中高生の学園モノに多い気がしますね。

きゅんきゅん、恋

3.相手に不満や制限があるけど好きな時

次に、相手に不満や制限がある状態で恋に落ちてしまった場合です。

ちょうど今回のドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』がこれに当てはまりますね。

相手に対して不満がある、だけど相手のことが好き・・・

こう言うケースの場合、ストレスを和らげるためにPEAが大量に分泌され、その結果悪いところが見えなくなったり、少し優しくされただけでも『キュンキュン』してしまうのです。

少し否定的な書き方をしてしまいましたが、不倫などの制限がある恋愛のほうが燃える、と言われている所以でもあります。

 

私は中学生の頃、学校の先生に恋愛感情を持ってしまったことがありますが、その時はまさに『キュンキュン』でした(笑)

当然ながら告白するわけにもいかないし、そうなるとほんの少し喋る機会があっただけでキュンキュンしてしまうのですw

そういう意味でも、キュンキュンした恋愛をするためには『辛さ』が必要だと言えます

4.ドラマや漫画で妄想している時

こちらも、言わばキュンキュンの代表格かもしれません。

私たちはドラマや漫画で恋愛の疑似体験をすることで、PEAが分泌されてキュンキュンした気持ちになるのです。

恋愛小説を読んだあとに突然恋をしたくなったりするのも、結局は脳の働きが原因です。

ただ、全くのリスクなくキュンキュン感が得られることを考えると、ある意味では最高の方法かもしれません。

『恋愛の理想と現実は違う』とはまさにこのことですね。

 

いかがでしょうか?

キュンキュン感(PEAの分泌)は必ずしも悪いものではなく、美白効果あったり、いわゆる『恋をすると女の子は綺麗になる』のです。

理想と現実を混同した恋愛をするのはあまりおすすめできませんが、今回の記事で『人間はどうしてキュンキュンするのか』ということを理解した上で、臨機応変に様々な恋愛を楽しんでみてください!

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