西上まなみのインスタ依存症から分かるSNSの嘘と虚言癖の特徴
二宮和也と女が嫌いな女たちに、西上まなみさんが出演されました。
そこでは『インスタに生活の全てを侵食された女』として紹介され、
- 一日中インスタのために生活する
- インスタの写真のために料理を二人分頼む
- SNS上で嘘をついてでもいいねをもらう
などなど、衝撃的なSNS依存の実態が明らかになりました。
これらは少し極端な事例かもしれませんが、こういった『SNSで嘘をついてしまう(話を盛ってしまう)』という方は少なくないのではないでしょうか。
そこで今回は、西上まなみさんのインスタの例から考える、SNSの虚言癖についてお話したいと思います。
目次
西上まなみさんのインスタ依存
先ほど少しご紹介しましたが、モデルの西上まなみさんはまさに『インスタ依存症』の状態。
(もちろん、テレビ的に話を盛っている可能性はありますが、一応はその前提で話を進めます)
番組では、西上まなみさんがインスタグラムにいかにも『リア充感』を醸し出すために、様々な偽装工作を凝らしている様子が映し出されていました。
- 友達と来た感じを見せるために料理を二人分注文する
- 写真の彩りのために嫌いな野菜サラダを食べる
- 1人で行った旅行先にも、観光客に写真を撮ってもらうことで友達がいるフリをする
- 犬を飼っていないのに、実家に犬の写真を送ってもらってそれを投稿する
- 誕生日でもない友達に無理やりケーキを差し入れ、誕生日パーティー風の写真を撮る
こういったことが紹介されたいましたが、一番問題なのは『実際はSNSとは正反対である』ということです。
本当に友達と一緒に行けば良いじゃないですか、と言われた西上まなみさんは、『どんなに頑張っても友達ができないんです』とコメント。
友達とピザパーティーをしたと投稿していた自宅は、実際には人が入る隙間もないほどのゴミ屋敷・・・
これは『理想と現実がかけ離れていく悪循環』に陥っていると言えます。
SNSで自分を大きく見せる虚言癖
しかしながら最初にも少し触れましたが、西上まなみさんの例ほどではなかったとしても、SNS上で実際よりも話を盛ってしまうことってないでしょうか?
本来『虚言癖』という言葉は、意味もなく嘘をついてしまう人間の性を表す心理学用語でしたが、最近では特にSNSで上で自分を大きく見せるような嘘が注目されています。
(便宜上、今回の記事ではこれを虚言癖と呼んでいます)
Twitterやインスタグラム、Facebookなど様々なSNSが発達している現在、そういった現実世界とは違う自分を演じるのは非常に簡単になりました。
西上まなみさんの例もそうですが、実際の自分と全く違う姿を取り繕うことができる時代になっています。
SNSを自分の楽しみの一つとして利用するのは良いと思いますが、
- 自分を大きく見せていいねをもらうことに徹する
- SNS上で嘘をつく癖がある(虚言癖)
こういった自覚がある人は、少し問題があるかもしれません。
SNS上の虚言癖の特徴と治し方
Twitterやインスタグラムなどでついつい嘘をついてしまう人には、いくつかの特徴が見られます。
そしてこれは、いわゆる本当の定義での虚言癖にも当てはまっていますので、尚更いま一度ご自身を振り返ってみる必要があります。
ただSNSで自分の嘘をついているだけなのに、治す必要あるの?と感じるかもしれませんが、いずれ理想と現実の乖離に耐えられなくなり、心のバランスが崩壊してしまう危険があります。
自分に自信が持てない
実際(リアルの場)の自分に自信がないが故に、顔が見えないSNS上で自分を大きく見せてしまう場合があります。
もちろん一番の解決策は自分に自信を持つことですが、そう簡単に解決できれば誰も苦労はしませんよね。
SNS上ではごくごく簡単に話を盛ることができ、さらにその投稿に様々な反応を得ることができます。
リア充風の投稿に(ここでは恋人がいる、という意味ではなく、純粋に日常生活が充実しているという意味)、たくさんの『いいね』をもらうことができれば、いくらそれが実際とは違っても嬉しいものです。
もちろん心の底では『これは本当の姿ではない』と分かってはいても、やめられない・・・
(承認欲求を簡単に満たすことが出来るので、やめられない人が多いんですね)
そういった症状を治すためには、別に投稿をやめる必要はありません。
ただ、少しでも構わないので、一日に一つだけ本当のことを投稿するようにしてみてください。
本当のことを投稿した瞬間は、なんとなく清々しい気持ちになるのではないでしょうか。
プライドが高く寂しさを感じている
プライドの高さと寂しさは、不思議と比例するものです。
プライドが高いと人とのコミニュケーションが取りづらくなりますし、ちょっとしたことで人とぶつかってしまいます。
そしてそれは対人関係だけにとどまらず、物事に対する満足度にも影響するのです。
普通の人が喜びを感じ満足できるAの事象があったとしても、プライドが高い人はそれに満足ができず、より寂しさを感じてしまう、という負のスパイラルです。
また、嘘をついている状態では、どうしても深い人間関係を築くのは困難です。
だからこそ、『寂しい』という感情だけは嘘をつかないことが大切です。
誰でも良いので、自分が寂しいと感じていることを伝える。
もしくは、それを自覚するところから始めても良いです。
そうすることで、プライドの高さと寂しさは同時に解消されていきます。
簡単なことではないかもしれませんが、少しずつやってみてください。
周りの期待に過度に応えようとしない
こういった虚言癖がある人は、周りの期待に過度に応えようと必死になりすぎているケースが多いです。
期待に応えたいのに、実際にはなかなか上手くいかない・・・
そのギャップが嘘を付いてしまうきっかけになるのです。
実際に今回例として挙げた西上まなみさんも、『モデルならこういうリア充な生活送ってなきゃいけないでしょ』とコメントしていました。
番組内ではネタとして流されていましたが、結局こういった固定観念が嘘を誘発しているので、一度背伸びするのをやめてみてください。
背伸びをしないほうが、きっとあなたの魅力は増すはずです。
いかがでしょうか。
今回は西上まなみさんのインスタ依存症を紹介し、その上でSNSを上の虚言癖についてお話しました。
もしそういった友達がいたら、是非『嘘でしょ!』などと否定せず、話を合わせてあげてください。
(理由は上記の内容を読んでいただいたら、なんとなく分かると思います)
SNSとの付き合い方は多かれ少なかれ、それぞれの心を映し出す鏡でもあります。
これを機に、ご自身の心を一度振り返ってみてください。
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