真面目に生きるのは損?仕事や人生に疲れた時の生き方とは
真面目に生きるのに疲れた・・・
そう思っている人は少なくありません。
- 真面目にやってるほうが損だと思う
- 真面目に生きるのがバカらしくなってきた
- もう仕事や人生に疲れてしまった・・・
そんな風に思い悩んでいる方も多いでしょう。
そこで今回、真面目に生きることについて真剣に考え、人生に疲れてしまった時の対処法について考えてみたいと思います。
真面目に生きることは悪いことではない
誰もが分かっていることかもしれませんが、当然ながら真面目に生きることが間違っているわけではありません。
親は子供に『真面目に生きるよう』教えますし、逆に言えば真面目に生きられない人、というのはただの社会不適合者です。
だからこそまずは、『あなたは真面目に生きられる能力がある人なんだ』ということをしっかりと自覚してください。
それが損か得かは別にして、その能力は実はとても大切なのです。
あなたは既に、『真面目に生きられない人』に勝っているのですよ。
真面目に生きて来なかった人とは?
例えば、学生時代を振り返ってみましょう。
真面目にやってこなかった人たちと、真面目にやった人たち。
一般的には勉強という指標で図ることが多いので、そこに焦点を当ててみるのが分かりやすいと思います。
学生時代に真面目に勉強しなかった人は、絶対に良い高校、良い大学へ行くことはできません。
多少の差はあったとしても、遊んでいた人と勉強していた人では、将来的に差がつくのは当然のことです。
学生時代に『真面目にできなかった』人たちの末路を想像してみてください。
世の中にはあなたが思っている以上に、『やりたくても真面目になれない』という人は多いものです。
みんな同じ環境にいるのに、真面目に勉強に取り組めたのは一部の人だけだったはずです。
だからこそ、あなたの真面目さを本当の意味で生かすことができれば、あなたはまさに無敵なのです。
何に対して真面目にやるのか?
それでは、あなたは今まで『何に対して真面目に生きて』きたのでしょうか?
真面目に生きることは悪いことではありません。
しかしながら、結論から言うと『真面目に生きると損をすることがある』というのも事実です。
それでは、真面目に生きる=損なのでしょうか?
実はそんなことは全くなく、単にあなたが『何に対して真面目に取り組むのか、しっかりと取捨選択をしていく』ということが必要なだけなのです。
しっかりと取捨選択したうえで『何事にも本気で取り組む』のであれば構いません。
勉強の例えばかりで申し訳ないのですが、学生時代に『真面目に生きる』と言っても、その方向性は様々ですよね。
- 真面目に勉強に取り組んだ人
- 校則を破らず先生の言うことをよく聞いた人
- 掃除などの集団行動に真面目だった人
上記のどれに当てはまる人も、周りから一括りに『真面目な人』と思われるでしょう。
しかしながら、一度『真面目に取り組んだ結果』を考えてみてください。
- 真面目に勉強に取り組めば、良い大学に行ける。
- 校則を破らないことで先生からの評価が得られる
- 真面目に掃除をすることでクラスメイトから信頼される
これらは、まさにあなたが『真面目に取り組んだ結果』得られるものです。
全部欲しいと思えば、全部真面目に取り組んだら良いんです。
でももし、『これはいらないかな』と思ったら、一度立ち止まって考えてみてください。
真面目への見返りがあれば疲れない
あなたが
- 真面目に生きてきて疲れた
- 真面目なのはバカらしい
そう感じてしまうのは、結局のところ真面目に生きてきた見返りを得られなかったからです。
いくら真面目にやっていたとしても、それ相応にちゃんと報われていたとしたら、そしてそれをあなたがちゃんと感じているのであれば、疲れたとは感じないはずです。
先ほど学校の例でお話しした、『真面目であることで得られる見返り』を読んで、嫌な気分になったでしょうか?
損得勘定で動くのは、それは真面目なんかじゃない、と感じたでしょうか。
それは確かにそうかもしれません。
しかしながら、もしあなたが真面目であることに疲れ、バカらしいと感じているのであれば、本心では見返りを求めているということなのです。
極論ですが、世間はギブアンドテイクで成り立っています。
無償の行為ばかりが真面目なのではありません。
あなたは、もっと報われて良いのです。
真面目と要領の良さは両立する
真面目に生きてきて悩んでいる人の多くは、『真面目と要領の良さは両立しない』と考えているのではないでしょうか。
要領よく生きる=不真面目である、と。
決してそんなことはないんですよね。
真面目でありながら、要領よくいることはできるのです。
よく『正直者はバカを見る』と言いますが、理不尽なことを回避するのと、真面目に生きないことは全く違います。
真面目に生きて良いのです。
むしろ、『真面目に取り組める』という能力はとても貴重です。
繰り返すようですが、そうできない人はとても多いので。
それでも、理不尽なことに対してはできる限りアンテナを張り、回避するように心がけてみてください。
いかがでしょうか。
少し長くなったのでまとめると、
- 真面目に生きられる能力は貴重
- その真面目さが正しい方向に向けばまさに無敵
- 理不尽を回避するのと不真面目は違う
ということですね。
真面目に生きるのに疲れてしまったという方は、今一度、あなた自身の本音を振り返ってみてください。
そうすることで、今後どのように生きていくべきか見えてくると思いますよ!
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