浪人生がバレンタインにLINEで告白し成功したエピソードとその後

クリスマスシーズンが終わると、次にやってくる恋のイベントと言えば『バレンタイン』ですよね。

バレンタインにチョコレートを渡して告白したり、下駄箱に手紙が添えられたお菓子が入っていたり・・・様々な夢を持っている方も多いと思います。

そこで今回は、実際にバレンタインに好きだった人に告白したエピソードについてご紹介いたします!

バレンタインに告白なんてダサい?

これは私が、第一志望だった国公立大学に落ちてしまい、一年浪人をしていた頃の話です。

浪人生といえど2月と言えばセンター試験も終わり、まさに『あと数日で入試本番を迎える』という状況でのバレンタインでした。

正直、気持ち的なゆとりはあまりありませんでしたが、高校生の頃から仲の良かった男の子に、なんとなく恋愛感情をもっていました。

普段は受験関係のLINEをしたり、分からないところを電話で聞いたりする『仲の良い友達』という感じでしたが、バレンタインが近づくにつれてなんとなく恋愛対象として意識するようになっていたわけですね。

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『男女の友情は存在しない』という方もいるくらいですが、友情と恋愛との境目は結構曖昧なのかもしれません。

そんな私ですが、『わざわざバレンタインの日を選んで相手に告白するなんてダサい』『クリスマスとかバレンタインのイベントに乗っかって告白するなんて・・・』という固定観念があったので、告白どころか、チョコレートを渡すつもりもありませんでした。

受験生で忙しかったし、わざわざチョコレートを手作りしたり、相手の家まで渡しに行くわけにはいかなかったのです。

そして迎えた2月13日の夜。

もともと『少しでも偏差値の高い難関大学合格』だけを目指しているような進学校に通っていたこともあり、お互いに恋愛と受験は別物として考えたいと思っていました。

だからこそお互いがどこの大学に願書を出したのかギリギリまで話していませんでしたし、センター試験で満足のいく点数が取れなかったことも影響して、仮に告白をしたとしても遠く離れた大学に行くことになる可能性も高かったのです。

だからこそ相手も私にある程度の好意があることは分かっていましたが、今さら付き合うとか、告白するとかいう流れになるとは全く考えていませんでした。

しかし、日付が変わる直前になって、相手の方から『明日はバレンタインだね』と話を振ってきたのです。

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バレンタインの雰囲気の力はやっぱりすごい

当然、話を振ってきた時点である程度『チョコレートが欲しい』だったり、『良い雰囲気になりたい』といった思惑はあったと思うのですが、私の心境は結構複雑でした(笑)

このまま雰囲気に任せて良いのだろうか?

とっさにそう思ったんですよね。

二人とも奥手なタイプだったので、結局は『バレンタインの雰囲気に任せなければ告白できなかった』のかもしれませんが、ともかく普段にはあり得ないほど”良い雰囲気”になっていました。

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しかし、先ほどもお話した通り中途半端に告白してたとえ成功したとしても、下手をすれば超遠距離恋愛になる可能性もあったので、やっぱり心から告白したい、という気持ちにはなれなかったのです。

それでも、バレンタインの雰囲気の力は想像上以上にすごいものでした。

最初は普段のように冗談を言い合っていた私達ですが、完全にバレンタインの雰囲気に押された形となり、普段なら絶対に言わないような『高校生の頃から◯◯のことが好きだった』と言ったのです。

それに対し、ついに『付き合ってください』とのメッセージが(笑)

また、奇跡とも言える偶然で、志望校も志望学部も同じということが判明し、そこから二人で同じ大学へ行くことを目標に勉強を始めることとなったのです。

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受験生の告白はやっぱり悪影響?

・・・と、ここまではまるでただのノロケであるかのようなお話でした。

しかしながら、今回の記事の本題は実はここからなのです。

このようにして無事付き合うことになった私達ですが、忘れてはいけないのが『浪人生』であり、『受験を目前に控えている』ということ。

バレンタインの雰囲気の力は、勇気を出して告白する後押しもしてくれますが、正常な感覚も鈍らせてしまうんですね(笑)

二人とも恋愛経験がほとんどなかったこともあり、付き合い始めて以降、それまで以上にLINEや電話の回数が増えました。

受験の直前期だったので、体調を整えながら最後の追い込みをすべきだったのですが、結局受験本番までほとんど真面目に勉強していなかった記憶があります。

一日中LINEをして、電話をして、漫画を読んでアニメを見て・・・

そんな自堕落な生活を送っていました。

『突然彼氏(彼女)ができてハメを外したくなる症候群』とでも言うのでしょうか。

幸いほぼ全ての勉強は終わっている時期だったことで、弊害は生活リズムが狂ってしまった程度でしたが、多くの進学校が『恋愛禁止』を校則に設定したり、偏差値の高い男子校が多い理由に納得してしまいました。

もし受験生の中で恋人を作ろうと考えている人がいたら、本当に注意して欲しいと思います。

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浪人生だから自信を持てない?

浪人生の恋愛を考える上で、最もよく聞くのが『自分が浪人生だから自信が持てない』という問題。

今回の例では浪人生同士の恋愛だったためそういった問題は起こりませんでしたが、浪人生が大学生に告白するのは少し抵抗があるかもしれません。

浪人生と言えば『大学に受からなかった落ちこぼれ』と考えている人も実際に存在しますし、浪人生である自分が既に大学生活を謳歌している相手に告白などできない、と劣等感を感じる方は決して少なくないようです。

しかしながら、必ずしも浪人生が恋愛をする上で不利というわけではありません。

もちろん『受験に合格して大学生になったらあの子に告白するんだ!』という夢を持って頑張るのは素晴らしいと思いますが、それが原因で告白を躊躇ってしまうのはもったいないと言えます。

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浪人生に対してマイナスな見方が存在反面、『目標に向かって頑張っている存在』であることも間違いないのです。

一概には言えませんが、多くの浪人生が『少しでも自分が納得する大学に行きたい』と思って浪人しているはずです。

(大学全入時代である現代、本当にただ単に『大学に入学したい』だけであれば、浪人する必要はないんですよね。)

だからこそ、浪人生はもっと自分に自信を持っても良いと思うのです。

  • 浪人生が告白したって振られるに決まってる
  • 相手がもう大学生だから劣等感を感じる

そう考えてしまうのは決しておかしいことではありませんが、浪人は少なくとも1年間。

いま相手に思いを伝えないと、一生言えずじまいになってしまうことも多いでしょう。

個人的には、『浪人生だから振る』『浪人生だから相手のことを下に見る』といった相手に例え大学に受かってから告白したとしても、上手くいく確率は低いのではないかと思います。

私自身も浪人を経験しているからこそ言えることかもしれませんが、是非今回のバレンタインは、勇気を出して告白してみてはいかがでしょうか?

浪人生という色んな意味で『弱い立場』にあるあなたを受け入れてくれる相手であれば、その先もきっと上手くいくはずです。

(もちろん、それで上手く行ったとしても志望校合格の夢を第一に考えなければなりませんが・・・(笑))

あなた自身の恋が上手くいくことを願っています。

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One Response to “浪人生がバレンタインにLINEで告白し成功したエピソードとその後”

  1. チャージャーがウザい より:

    もしかして自分のことかなとか思いました(笑)とても共感できる内容でした。浪人時代に付き合った彼女と三年経った今でも付き合ってます。浪人の皆様もいい彼女に出会えますように。

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