大学の入学式前にTwitterで友達作りに励むべき?学部LINEに入るメリット
私立大学や国公立入試も終わり、いよいよ新入生の大学入学まで1ヶ月を切りました。
入学式に一緒に行く友達もおらず、1人で不安な方も多いのではないでしょうか。
そんな時に必ずと言って良いほど現れるのが、TwitterなどのSNSで先に友達作りに精を出す人たちです。
大学入学までのこの期間、やはりTwitterで知り合いを作っておくべきなのでしょうか?
目次
春から◯◯大学というTwitterタグ
Twitterを利用していると、この時期によく見かけるのが『春から◯◯大学』という文言。
合格発表の日、『◯◯大学☓☓学部に合格しました!』というツイートをしている人を片っ端からフォローし、合格直後から早々と友達を作ろうとしている人が少なからず存在します。
こういった人たちに、なんとなく『こんなことしなきゃいけないのかな?』と疑問を覚える人も少なくないのでは、と思います。
しかしながら実際、大学入学後に既にTwitterで知り合った人同士のグループが形成されていることが多いのも事実です。
入学式やその後のオリエンテーションで、昔からの友達のように隣同士に座っていたり、既に一緒にご飯を食べる約束をしていたり・・・
Twitterをやっていなかった人にとっては少し入りづらい雰囲気になっていることも多いでしょう。
そう考えると、やはり入学前からTwitterで友達を作っておくことは大切なのでしょうか・・・?
Twitterで友達を作るメリット
Twitterで友達をたくさん作っておくと、後々どのように影響してくるのでしょうか?
まず、一番のメリットは『学部LINEに早く招待してもらえる』ということです。
学部LINEとは、その名の通り各大学の学部生全員が入っているグループLINEのことで、たいていは合格発表直後の段階で誰かが作ることが多いです。
(考えてみれば、一体誰が作っているんでしょうね!?)
大学や学年によっても違いますが、多くの場合は、そのグループLINEで学部の飲み会のお知らせがあったり(これも誰からともなく企画する)、テストの情報が回ってきたりします。
酷いケースだと、学部LINEの中で授業のノートの写真や過去問があげられていき、そこに入っている人と入っていない人ではテストの得点率が違う・・・という事態も実際に起こり得ます。
ただ昔はグループLINEの最大参加人数が200人以下だったので、学部人数が多いところだと、どうしても入れない人が出てきてしまうんですよね。
したがって、『早く学部LINEに入れた人は勝ち組』という風潮が出来上がったのです。
学部LINEには、既にそこに入っている人に招待してもらわなければならないため、Twitterで先に友達を作る方法は非常に有効でした。
しかしながら現在では、グループLINEの最大参加人数が500人に変更されましたので、そういった心配はあまり必要ないかな、と思います。
入学後、知り合った人にグループLINEに招待してもらえれば、特に問題はありません。
知り合いが多いに越したことはない
Twitterで友達を作るメリットは他にもあります。
必修が多く、同じ学部内で友達を作りやすい環境であれば良いのですが、
- 学部の人数が多い(100人以上)
- 必修の授業が少ない
- 大教室での講義が多い
- 授業に真面目に来ない人が多い
こういった場合では、友達、正確には『知り合い』が多いことは大きなアドバンテージになります。
このケースは、授業内や大学構内で普通に友達を作るハードルが案外高いのが事実です。
サークルに参加してとしても、同じ学部・同じ学年の友達ができるとは限らないし、一つの講義の登録人数が200人を超えると、どうしても授業内で話しかけるのは大変です。
(勇気を出して話しかけてみたら上回生だった、ということも十分に起こり得ますし)
必修が少ない大学だと、同じ授業を取っている同級生も当然ながら少なくなります。
友達作りに困るだけでなく、休んだ時のノートを見せてもらう人さえ探せなくなることもあるのです。
そういう時、『友達ってほどではないけどTwitterで絡みがある』程度の同級生がたくさんいると、いざという時に物凄く助かります。
実際に、『テスト前だけ喋る知り合い』が多いという人も少なくないはずです。
例え直接的な繋がりがなくとも、Twitterで繋がっている同級生が多いのは、物凄く大きなアドバンテージになるということですね!
合格直後からフォローしまくる行為
少し話を戻します。
そもそも、合格発表直後から入学式にかけて、4月から同級生と思われる人を片っ端からフォローする行為については、どうなのでしょうか。
確かに、先ほどからお話している通り、Twitterで友達を作ることのメリットは大きいです。
しかしながら、合格発表が終わった瞬間から必死で友達作りをしている様子は少し滑稽ですし、入学後にリアルで顔を合わせた時、『あっTwitterで必死だった人だ』という印象を持たれる可能性が高くなったしまいます。
それでも良いなら別にデメリットはないのですが、あまりに必死さが出てしまうと『キョロ充感』が強くなり、逆に友達ができにくくなる例もあるので、注意が必要です。
Twitterの最適な利用方法
それでは、結局のところどのようにTwitterを利用するのが良いのでしょうか?
結論としては、『入学から1~2ヶ月たった、少し落ち着いた頃』を基準にするのが最適だと考えられます。
入学から1ヶ月程度、具体的にはゴールデンウィーク前後までは、各サークルの新歓担当者が必死になって勧誘を行っています。
普段以上にイベントも多く、大学内もなんとなく浮ついた雰囲気になっています。
そんな時にできた友達って、正直なところ後々まで関係が続くことって少ないんですよね。
ゴールデンウィークも終わり、大学にも少し慣れ、自分以外のことにも目を向けられるようになった時期に、少しずつ同級生のフォロワーを増やしてみましょう。
一気にフォロー(いわゆるフォロ爆のような行為)をするのではなく、自分がちゃんと相手とコミュニケーションを取れる範囲に数を抑え、量より質を優先しましょう。
それでも、同じ学部の知り合いが30人もいれば上等です。(Twitter上だけの付き合いでもOKです)
フォロワー数と友達の関係
Twitterのフォロー数が多く、知り合いが多いと、当然ながら学生時代にできる友達の数も増えます。
出会いが増えるので、当然と言えば当然ですが・・・
大学は高校までと違ってクラス制もない場合が多く、自分から動かないと文字通りの1人ぼっちになってしまうこともある世界です。
(クラス制があっても、ほとんど機能しない可能性もあります)
だからこそ、Twitterで知り合いを増やすのは、友達を作る大きな足掛かりの一つになるわけです。
ただし、フォロー数が多く知り合いが多いと、その分付き合いが多くなるので、お金がかかります。
そういう意味でも、どの程度まで知り合いを増やすべきか、自分自身と相談しながら大学生活を楽しんでくださいね!
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