クリスマスに恋人がいないぼっち大学生の寂しくない1人の過ごし方
今年ももうすぐクリスマスの季節がやって来ました。
街全体はイルミネーションやクリスマスソングで溢れ、なんとなくキラキラした感じになる時期です。
しかし、『クリスマス=恋人と一緒』といったイメージがある一方、恋人がいない人にとっては非常に腹立たしいイベントでもありますよね。
そこで今回は、恋人と一緒に過ごす予定がない大学生でも、寂しさを感じないクリスマスの過ごし方について考えてみたいと思います。
目次
クリスマスは本当に恋人のもの?
冒頭でも少し触れましたが、クリスマス=恋人と一緒に過ごすというイメージは世間で広く定着しており、『クリぼっち』などという言葉まで生まれる始末です。
しかしながら、元来本当にクリスマスは恋人のためのものだったのでしょうか?
実は、クリスマスが『恋人と過ごすもの』であるというイメージがついたのは1930年代頃のことでした。
その頃には、パートナーがいない独身女性限定で『1円ディナー』なるものを提供するレストランまで現れ始めたそうです。
バレンタインにチョコを渡す風習も、もともとはお菓子メーカーの戦略で始まったと言われていますがそれと少し似た雰囲気を感じますね。
それ以前も現代も、日本のクリスマスに宗教行事的意味がほとんどないことについては言うまでもありませんが、日本人にとっての『クリスマス=恋人』というイメージは比較的古くから存在するものであるわけです。
したがって、結論としては『クリスマスは恋人と過ごす』風習は確実に日本に浸透していることになりますね・・・
その一方で、あるアンケートでは日本人の6割以上が『クリスマスは家族で過ごす』と答えたという結果もあります。
このアンケートには所帯持ちの家庭も含まれているので一概には言えませんが、別に恋人でなくとも、家族で過ごすのは決しておかしいことではないのです。
- クリスマスは家族とゆっくり過ごしたい
- 子供や兄弟と一緒にクリスマスを祝いたい
こういった考え方の人も結構いるので、もし『クリスマスに恋人がおらず、家族と過ごすなんて・・・』と考えている人は少し安心して良いのではないでしょうか?
クリスマスにぼっちは寂しい?
クリスマスに1人で過ごしていると、やはり寂しさを感じてしまう人も少なくありません。
その理由には、もちろん『周りが盛り上がっているのに自分だけ・・・』という至極当然なものも大きいのですが、それ以外に身体のホルモンバランスが関係している可能性もあります。
こちらの『クリスマス前に彼氏と別れたくなる科学的理由とは?』の記事でも触れたのですが、冬になるとセロトニンという物質(神経伝達物質)の働きが弱くなり、ついつい気分が落ち込みがちになるのです。
(セロトニンなどの詳しい内容については、こちらの記事で解説しています。)
実際に恋人がいて幸せそうに見える人たちも、破局する可能性が最も高いのがクリスマス。
寂しいと感じているのは、あなただけではないのかもしれません。
クリスマスに寂しくない過ごし方
ここからは、クリスマスに独り身でも寂しさを感じにくい過ごし方について具体的に考えていきたいと思います。
あえて繁華街に行ってみる
クリスマスの繁華街は、普段以上にカップルの割合が高くなります。
周りのリア充っぷりを見たくない思いからついつい家に引きこもりがちですが、案外外に出たほうが気持ちが紛れることもあります。
それにはいくつか理由があって、
- 家に引きこもっていると気分が落ち込みやすい
- 人の密度が少ない場所にいると寂しさを感じやすい
- 広い空間で外の空気に触れたほうがポジティブになれる
などの理由が挙げられます。
家に引きこもっていると、自然と気分が落ち込みやすくなるものです。
これにも先ほどからお話しているセロトニンや、それに関係するドーパミン、ノルアドレナリンなどのホルモンも大きく影響しています。
特に、昼間の繁華街はオススメです。
クリスマスに関係なくとも人通りが多く、しかも明るい街の雰囲気を楽しむことができます。
また、私自身もクリスマスに1人で夜景を見に行った経験がありますが、不思議と寂しさは感じませんでした。
(周りはカップルばかりでしたが、それを承知で行っているのでむしろ開き直れました(笑))
さすがにそこまで極端なことをする必要はないかもしれませんが、一度試しに外出してみるのはオススメです。
カラオケでオールしてみる
クリスマスは25日を迎えるまでは盛り上がりますが、26日になった途端お正月ムードに激変します。
逆に言えば、そのたった1日を乗り切ればほとんど寂しさを感じることもないわけです。
そこで、気分を紛らわせるためにわざとカラオケボックスでオールしてみるのはオススメです。
混雑時期なので深夜フリータイムを禁止している店も多いかと思いますが、事前に探しておけば案外見つかると思います。
カラオケが難しそうであれば、ネットカフェや24時間営業のカフェなどでも良いかもしれません。
店員さんの目がどうしても気になる場合はどうしようもありませんが、26日の朝が来てみると、なんてことないですよ!
一人旅を楽しんでみる
大学生だからこそできるクリスマスの楽しみ方として、やはり「旅行に行く」というのが挙げられます。
冬季の18切符は12月1日から使用することができますし、時間のある大学生だからこそ、この機会に一人旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。
例えば一眼レフなどのカメラを持っている方であれば、冬は風景撮りに非常に適した季節です。
澄んだ夜景を撮影しに行ったり、綺麗な星空を見に行ったり、1人でないとできない楽しみ方があるのも事実。
(彼女と一緒に旅行するのも楽しいですが、女性の多くは体力がなく、過酷な18切符旅には向きません。
女性を連れてはいけないような場所に、一人で気楽に出かけてみてはいかがでしょうか。)
一つの物事に打ち込んでみる
クリスマスの存在を忘れてしまう、というのが一番簡単かもしれません。
(それを計画的にやろうとしている時点で、『忘れて』なんかないわけですが・・・(笑))
しかし、受験生を想像してみてください。
別の記事でもお話したことがありますが、受験生にとっての12月25日は『人生をかけた追い込み時期』です。
私も受験経験がありますが、クリスマスなんて存在そのものを完全に忘れていました。
1月に控えたセンター試験のことや2月に出願する志望校のこと、直前模試の結果などで頭が一杯で、クリスマスのことを思い出すゆとりもなかったのです。
逆に言えば、何か一つのことに打ち込んでいれば、クリスマスなんてどうでも良くなってしまうわけですよね?
以前から見たかったアニメを一気見したり、資格取得などの勉強に打ち込んだり、なんでも良いので集中できることを見つけてください。
大学生であれば、1月からテスト期間である人が多いのではないでしょうか。
試験直前に慌てることなく、その間に着々と準備を進めるのも消して悪い選択肢ではないと思います。
あなたにとって本当の意味で充実した時間を過ごすことができれば、クリスマスに1人で過ごしていることなど気にならなくなるでしょう。
ぼっちの友達を誘ってみる
もちろん、恋人がいないのはあなただけではありません。
同じように1人で過ごす予定の知り合いも、少なからず存在するはずです。
(先ほどリンクを貼りましたが、クリスマスはカップルが最も破局しやすい時期に当たるので、それまでリア充だった友達も案外1人になっているかもしれません!)
そんな友達たちを見つけて、一緒に家で飲み会を開いたりするのも楽しいと思います。
『ぼっち同士で集まってクリスマス』といえばなんとなく響きが悪い感じがしますが、いざやってみると全然悪いものではありません。
恋人がいないトークで盛り上がるも良し、関係のないバカ話で盛り上がるも良し、美味しいチキンを買ってきてみんなで食べるも良し。
工夫次第で、恋人がいなくともクリスマスを楽しく過ごすことは可能です。
むしろ、恋人がいる人にはできない楽しみ方ができるチャンスでもあるので、それを活かして、是非とも思い出に残るクリスマスを過ごしてくださいね!
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