自分を偽るキャラ作りに疲れた!本当の性格を見失わずに素で過ごす方法
作ったキャラでいることに疲れてしまった・・・
そんな人は少なくないのではないでしょうか。
特に近年ではSNSが発達しており、そこで作ったキャラをそのままリアルの世界でも演じなければならなかったり、周りに好かれるようなキャラを演じなければならなかったり・・・
そこで今回は、キャラ作りに疲れてしまった時の対処法と自分の性格を見失わない方法について考えてみたいと思います。
キャラ作りに疲れてしまった
キャラ作りとは、そもそもどういうことなのでしょうか?
結論から言うと、素の自分を偽って、まるで違う性格かのように振る舞うことですね。
時には自分のキャラ作りのために本音を隠したり、思うような行動がとれなかったりすることもあると思います。
例えば、普段少しふざけた感じのキャラで過ごしている場合、真面目な話や相談をしようと思っていても、なかなか言い出しづらい空気があるかもしれません。
いつも親切にしており、他人のお世話を積極的にするキャラであれば、頼まれたことを断りづらくなったりすることもあるでしょう。
そのように、自分のキャラを作ってしまうと、何故かそのキャラの性格に合った行動を取らなければならないという義務感に襲われてしまうのです。
自分の性格を見失いそうなとき
キャラ作りに疲れてしまい、自分の本来の性格を見失いそうになってしまうことはありませんか。
作ったキャラでずっと過ごしていると、いつの間にかそれが自分の本当の性格のようになっていく・・・
ある人は、自分のことを『私はバカだから』と冗談で言い続け、天然キャラを演じ続けた結果、本当に能力が低くなってしまったと話していました。
だからこそまずは、自分がどんなキャラを演じているのか、その原点に立ち返ることが大切です。
そしてそのキャラでいることをしんどいと感じていないのか、自問自答してみましょう。
使う言葉に気を付けてみる
それでは、キャラ作りに疲れてしまった時にはどのように対処すれば良いのでしょうか。
いきなりキャラを変えて素を出すと、確かにまわりはびっくりしてしまいますよね。
できれば、周りにあまり気づかれないよう、自然に素の自分を出していければ理想であると言えます。
そのためにはまず、使う言葉をこれまでと変えてみましょう。
例えば、キャラ作りをしている人の特徴として『自分は○○な人間だ』ということを口に出して言う傾向があります。
それこそ先ほどの『自分はバカだから』もそうですが、自分の口に出すことで、だんだん本当に脳を騙していっているのです。
そしてその結果、本当にその性格の人間になってしまうんですね。
よく成功法則系の自己啓発本で、『成功したいことは口に出そう』みたいな話がありますが、まさにそれと同じです。
だからこそ、まずは使う言葉に気を付けてみてください。
キャラ作りが必要なときもある
キャラ作りが悪いことかと言えば、必ずしもそうではありません。
もしあなたの素の性格が、周りに嫌われてしまうようなものであれば、確かにキャラを作ってでも自分を演じたほうが世渡りが上手くいくかもしれませんね。
それでは、どのようにすれば『疲れずにキャラ作りができる』のでしょうか。
まずは、あなたがどのようなキャラの人間でいたいと思うのか、紙に書きだしてみてください。
限界まで考えたら、その次に『どうしてその性格でいたいと思うのか』を考えてください。
これがとても大切です。
そもそもキャラ作りをしてしまう原因は
- 他人に良い人だと思われたいから
- 面白い人だと思われたいから
- 上司に気に入られて出世したいから
など、様々な理由があるはずです。
それをもう一度自問自答してみることで、本当にキャラを作る必要があるのか、キャラ作りの労力に見合った報酬は得られるのかを冷静に考えることができるのです。
その結果、『キャラを作ってでも○○したい』という思いがあれば、それは構わないでしょう。
ただ、意外にも『大した理由がないのにキャラを作っていて、良く考えてみればなんでこんなしんどい思いをしていたんだろう・・・』という方は少なくないのです。
素の自分で過ごすためには
いつも自分の素の性格のまま過ごす・・・
確かに、これができたら人生がとてもラクになると思います。
しかしながら、別にキャラ作りという意味でなくとも、様々な事情で素の自分を出せない方は多いです。
もっと言うと、『みんなが素の自分を出していたら喧嘩だらけになってしまう』というのが現実ではないでしょうか。
素の性格のまま過ごすのが無理、というつもりは全くありません。
しかしながら、『出してよい素』と、隠さなければならない部分は多かれ少なかれ誰でもあるものです。
疲れずに理想的なキャラ作りができる、というのが一番良い方法なのではないかと思います。
いかがでしょうか。
【関連記事】
こちらの記事では、むしろ今回の内容の逆、「理想的なキャラ作りの方法」についてお話しています。
自分を偽りすぎるのはしんどいですが、だからと言って常に素のままの自分を晒し続けて良いわけではありません。
(だからこそ、素の自分を出しても許される居場所を持つことが大切ですが・・・)
自分のキャラ作りに悩んだ時は、是非参考にしてみてくださいね。
今とても困っていて一人の友達に相談をしたら調べてみなと言われこれを読みました。
出来るだけ自分の素を戻していきたいです
とてもいいことを学びました。
ありがとうございます
小学生のころ暗くて友達ができないタイプでした。それを変えようと
中学生から明るいキャラを作り過ごしていました。友達もたくさんでき
とても楽しかったんですが多く友達ができすぎてその子に合った性格??
を作ってしまいどれが自分なのか分からなくなり疲れているとこでした。
今でもどれが本当の自分のかわかっていません。
これを読んで少し楽になった気がします。ありがとうございます。